捨てることに苦痛を感じるなら
なんとなく単純に、「片付け」というと「捨てる」というイメージがあるような気がするのは私だけではないはず。実際、必要ないと思ったら処分した方がすっきりはすることはわかっているんです。でも、壊れてもいないまだ使えそうな物を、自分がいらないからとすぐ捨てられるようになるまでには、相当慣れが必要。
片付け続けていれば、気持ちの整理もつけやすくなってきて、物を手放すことへの抵抗も少なくなっていくとは思うのです。ただ、そこまでの境地になるまでの間、捨てられない時はどうしたらいいのか。手放したいけど捨てるのはちょっと…、という時はあえて捨てない方法で乗り切るのもアリです!
「もったいない」その思いを無駄にしない5つの方法
「捨てる」ことへの気持ちの負担を軽くしつつ、物を手放す方法はいくつかあります。片付けをしていたら誰でも一度は利用したことがあるのではないかと思いますが、具体的に捨てない方法をあげていってみますね。
1.知人などにゆずる
押し付けないように気をつけないといけませんが、身近に必要としている人がいたら譲ってしまいましょう。捨てるより何倍も気持ちよく手放せますよね!ただ、無理やりはダメです。
いらないと言われたら潔く引き下がりましょう。
2.寄付する
気持ちよく物を手放す方法としては寄付という手段も。寄付することで他の支援に結びつく場合もあるので、人の役に立てるという満足感が得られます。
「捨てる」罪悪感を持たずにすみますね!ただ、残念なことに。寄付先が詐欺まがいのことをしている場合も。支援実績や活動内容などをきちんと見極める必要があります。それから寄付という性質上、送料などの負担金が少なからずあります。
- NPO法人もったいないジャパン
- エコトレーディング
- いいことシップ
- チャリボン
- こどものみらい古本募金
自分のためにしている片付けで人の役に立てるってすごいですよね。
3. 回収してもらう
洋服や靴などは企業が回収しているところもありますよね?自社製品のみのところや、自社製品以外でも受付している企業も。どこで買ったのかわかるものだったら、洋服などは回収してもらうという手もあります。
名前の知られているところだと
- ユニクロ
- オンワード
- H&M
などがあります。
衣料品の廃棄量を減らすプロジェクトは近年増えてきているので、探すと他にもたくさんのアパレル関連の企業が見つかると思います。
※現在、上記の企業が衣料品の回収をしているかどうかは、各企業のホームページ等をご確認ください
4. リサイクルショップに持っていく
少しでもお金になって、すぐ片付くのがリサイクルショップですよね?
私も持っていったことがあります。あまり高く買い取ってもらえないですが、一度にたくさんの物を手放せてお金ももらえるので、一石二鳥な気分になります。
5. 自分で売る
世の中いろいろ便利になりました。
それまでは、フリーマーケットと言えば週末やイベントの時などに場所代を払って自分で店番をして、という感じでしたよね。それが今では、スマホ片手に不用品を必要な人に売ることができるんだから、いい時代になったよ。
代表的なところでは…
- メルカリ
- ラクマ
フリマアプリではありませんが、
- ヤフオク
- ジモティ
などがありますね。
私は子どもが生まれてからフリマもオークションも利用するようになりました。子どもの物、特に洋服などは少ししか使わないのに次々サイズアウトしていくんですよね。
もったいないなと思って出品、結構売れましたよ1売れると次の購入の資金になるので、手間はかかりますがありがたい方法です。
「捨てない片付け」がストレスフリー
物を手放すために「捨てる」以外の方法を考えてきたわけですが、これは「すぐに片付く方法」と「すぐには片付かない方法」の、二つに分けられます。
すぐ引き取ってもらえる場合は即片付きますが、フリマアプリ等なら売れるまでいつまでも片付かないことになります。自分がどうしたいのかにもよるけれど、少しでもお金にしたいと思うなら、じっくりと売れるまで頑張って処分してもいいですよね。
捨てたくはないけどすぐにすっきりしたければ、寄付やリサイクルショップに持っていくということにして、物によってはフリマアプリ等を利用してみるなど、合わせ技もいいかも。
片付けが嫌にならない方法で物を手放していけば、長く続けていける気がするのです。だって、片付けって終わりがないじゃないですか。どうしたって、物は増えていくもの。「捨てる」という気持ちの負担をなくして、ストレスフリーに片付けをし続けたいものですね!