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「いくらで売れるかな?」お片付けを通して子どもと考える、経済活動

(この記事では、ママによるお片付け体験談をお届けします)子どもがいると学校の行事やイベントなどで外出する機会も多く、わが家も何かにつけ家をあけることがあります。つい先日も、「学習発表会」がありました。 でも、行事や外出の機会が多いと家の中がまあ片付かない!そこで学習発表会の代休を利用して、親子で片付けを強行。子どもは、モノを片付ける=経済だと、少しわかったようでした。 ※本記事は、個人の感想に基づいたものです。

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子どもに物を手放させるのは難しい

大人でもありますが、特に子ども時代は物に執着しがち。 赤ちゃんのころから遊んでいたおもちゃや、かわいい絵の描いてある包装紙、もらったプレゼントについていたリボンなど、特に女子は心当たりがあるのではないでしょうか?

大人から見ると、どうしてそんな物を的なこまごました物をいつまでも大事にしまいこんでいるの、と思えます。

「かわいいから」 「なんとなく」 「捨てたくないから」 といったあいまいな理由で、大人の 「ずっと使ってないよね?」 「もう遊ばないよね?」 などという反論は耳にも入らず……。

なかなか物を手放したがらないので、片付けていても物は増える一方です。

元の位置に物を戻すことだけが片付けではなく、物を減らすことがポイントということを、どうやって納得してもらおうかと片付けを手伝いながら考えていて。 ある思い付きを試してみることにしました。

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片付けと同時にお金についても話し合う

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話は少しズレますが。 わが家では、子どもに小学1年生から一定の金額をおこづかいとして渡しています。 月に一度まとめて渡します。また、年に1回は昇給も。

お小遣い帳もつけさせています。 そのおこづかいの使い道は自由。でも約束はあります。

  • お友達とおやつを買う時はおこづかい(普段は家に買い置きがある)
  • お金の貸し借りはしない ・おごらない ・学校で必要な物は親が負担
  • 家のお手伝いはして当たり前(お駄賃なし)

学年が上がると使う額も上がってきます。 付き合いも増えてくるし、お友達同士、各家庭のおこづかい事情や自分のお財布事情についてもこっそり話をしている模様。

欲しい物がたくさんあっても、それを全部手に入れることはできないしお金もそんなにはありません。 物が増えすぎても大変。 お金についてと物への考え方を、片付けを通して少しずつ教えていきたいとちょうど思っていたところの、今回の片付け。

もちろん、お金は働いて報酬を受け取るのが大前提。でもわが家の方針として「お手伝い=お駄賃」ということはしたくないのです。その中で今教えられること、それは、不用品を手放してお金に換えてみよう、ということでした。

ただ捨てろと言っても、子どもにだって捨てられない理由がある。 だったら、物を手放す方法を「捨てる」1択ではなく、いくつか提案してみることにしました。

  • 寄付する
  • あげる
  • 売る

などですね。 中でも「売る」というのは、お金と物について考えるのにいい方法だと思いました。

もちろん親主導ではありますが、自分の不用品を売ったらいくらになるのか、そもそも売れるのかなど、不用品がお金になるまでの社会のしくみを教えるのにうってつけ。

一度売れたら少しは片付けにも力が入るかもしれません。 必要としている次の人に安価で譲る。 自分は手に入れたお金を有効に使う。 片付けを通じた経済活動なのです。

片付けもつきつめると経済活動

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片付けていくと必ずぶつかる壁「捨てられない」。 子どもならなおのこと、物に執着する時期です。

だけど、その物はどうやって自分の元へやってきたのか。 手に入れるためのお金はどこからきたのか。 そうやって考えさせると買う時も慎重になるだろうし、処分する時の考え方にもつながるのではないでしょうか。

不用品を売り買いするアプリもある時代、片付けだってつきつめて考えると経済活動につながるんです。

いろんな体験は大事、親子で話し合ういいチャンスにもなる。 子どもには、不用品を処分する一つの方法として正しく使えるように教えていきたいものです。 まず売れないことには、教育にもならないんですけどね…。

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