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ペイントDIYで椅子が生まれ変わる!
色が好みと合わなかったり汚れが目立ったりしてきたイス。デザインは好きだから使い続けたい…そんなときは、思い切って塗り直してみませんか?きちんと下処理をすれば、自分で家具を塗り直せますよ。
今回はリサイクルショップで1000円で購入したイスを、インテリアに合わせて塗り直してみました。
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リサイクルショップで見つけた木製のイス。アンティークっぽいデザインに一目ぼれしました。わが家ではこげ茶色の家具が多いため、イスも同じテイストにしていきます。
塗り直しDIY手順
木目を生かした仕上がりを目指して、作業開始です。
1. ヤスリがけ
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最初の作業は、すでに塗ってある塗料を落とすこと。紙やすりを使ってひたすら削ります。木目を生かした仕上がりのためには、全て落とさないといけません。時間はかかりますが、頑張るときれいに仕上がりますよ。
今回はワトコオイルを使いますが、ペンキで仕上げる場合は、全て落とさなくても大丈夫。ペンキがはがれにくくなるように、傷がつく程度やすりがけしましょう。
紙ヤスリは使い分けると◎
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使用した紙やすりは全部で3種類です。番号は目の粗さを表していて、番号が少ないほど粗いヤスリになります。
ヤスリがけをするときは、番号の少ない順に使っていくのがポイント。今回だと60番・120番・240番の順です。順番どおりに使うと、簡単に表面が滑らかになりますよ。
2. 色塗り開始
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塗料を塗る時のポイントは、薄く塗ること。1回目はこれで大丈夫?と不安になりますが、安心してください。しっかりと乾いてから塗り重ねていけば、きちんと仕上がります。
今回は「ワトコオイル」という塗料の「エボニー」を塗りました。こちらの塗料はにおいが強いため、屋外で作業しましょう。
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一気に完成させようと厚塗りすると、ムラができやすく失敗の原因になるので要注意です。少しずつ塗り重ねていきましょう。
3. 塗り重ねる
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塗っては乾かしを数回繰り返したところです。茶色が濃くなってきました。私はこげ茶が好きなので、とにかく塗り重ねてます。重ね塗りは時間がかかるので、家事の合間まどに塗る作業をすると効率的ですよ。
ペンキの場合も3回くらいは重ねて塗るのがおすすめです。ムラがなくなるのが目安。
4. 塗料が乾いたら完成
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完成品がこちら。つやつやとした仕上がりで、元のナチュラルな雰囲気からはガラッと変わりました。わが家のインテリアにもバッチリ合います。
お気に入りは長く使い続けたいから
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イスの塗り直しDIY、いかがでしょうか?ナチュラルだった椅子が、紙ヤスリで削って塗料を塗るだけという簡単DIYで、すてきに生まれ変わりました。
今回はリサイクルショップで購入したイスを使いましたが、ほかの家具にも応用できます。思い出がいっぱい詰まった家具が生まれ変わると、うれしい気持ちになります。そういえば気に入っていた家具があったな、と思ったら早速塗り直してみてくださいね。