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友人との旅行ではいつも私が運転手
大学時代の友人と旅行に行こうという話になった主人公・すみれ。しかし、ペーパードライバーである友人たちは当たり前のようにすみれに運転をお願いしてきます。快く引き受けるすみれですが、内心は「またか」という気持ちのようですね。
免許はあるけれど、自信がない。車を持っていない。そもそも免許がない…。さまざまな理由で運転を誰かにお願いした経験は誰にでもあるはず。それ自体は別に悪いことではないですが、すみれたちの場合、問題は運転手はすみれだと友人たちが決めつけてしまっているところですよね…。すみれの気持ちも聞かず、了解を得る前に「お願い!」と言ってしまっているのは引っかかるところがあります。
運転手の仕事は運転だけではない
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普段運転をしない友人たちからすると、運転手=目的地まで運転する人というイメージなのかもしれません。しかし、実際にはルートを決めたり、車をきれいにしたり、あるいは体調管理すらも大事になります。
自分の時間を割いてさまざまな準備をしていたすみれ。全ては楽しい旅行にするためのものですが、こうやって改めて見るとすみれの仕事はかなりありますし、旅行当日はみんなの命を預かって運転するという思い責任もあります。運転手の役割はかなり大きいですよね。
準備万端で楽しい旅行になるはずが…
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旅行当日。友人たちを乗せ、出発したすみれ。道中にもモヤモヤとしたことがありながらも、目的地であるカフェへと向かっていました。しかし、急に友人が「寄りたいお店がある」と言い出します。そこに行くためには戻る必要があり、この後の予定も大幅に狂うことから、すみれは「寄れない」と話します。大きなため息をつく友人を見ながら、すみれはまたモヤモヤとした思いをいだいたようです。
車に乗せてあげるのは、運転手側の好意なしにはなりたたないものです。乗せてもらう側は、運転してくれることへの感謝の思いを忘れないようにしたいですよね。