お迎え前の買い物ルールは「保育園による」
お迎え前に買い物へ寄っても良いかどうかは、保育園によって異なります。快く許可してくれる保育園もあれば、禁止している保育園も。私の経験上、主に以下のようなパターンに分けられると思います。
- お迎え時間に間に合えば買い物に寄ってもOK
- 保育時間は勤務時間プラス移動時間のみで買い物はNG
- お迎え前の買い物は「原則禁止」
- お迎え前の買い物は許可も禁止もしていない
- お迎え前の買い物は暗黙の了解になっている
「もちろん良いですよ~!」という保育園もあれば、決まり文句として「仕事が終わったらすぐにお迎えに来てください」という保育園もあります。禁止されていると知らずに、保育士から注意を受けることも。
心配な方は、一度園にルールを確認してみても良いですね。
お迎え前に買い物に行くときの注意点
お迎え前の買い物が禁止されていない園の場合、買い物をする際には以下のような注意点があります。
お迎え時間を過ぎないようにする
申告したお迎え時間を過ぎないよう注意しましょう。保育士への負担を考えることはもちろん、子どもの気持ちへの配慮も必要です。
時計を読めない子どもでも、いつもお迎えに来てくれる時間はなんとなく把握しています。その時間になると、ドアを見つめてソワソワしたり、泣き始めたりすることも。買い物をするなら、お迎え時間までに済ませられるよう注意したいですね。
いつでも連絡が取れるようにする
お迎え前の買い物について、保育士が気になるのは「連絡」です。夕方に急に発熱や嘔吐があった場合、保育園側から連絡があるかもしれません。
職場に連絡すると「すでに退勤した」、携帯電話に連絡しても「買い物中でつながらない」となると大変です。仕事が休みの日に保育園に預けるときも同様です。必ずいつでも連絡が取れるよう、注意が必要です。
買い物袋などに配慮する
買い物を済ませてからお迎えに行く場合、買い物袋を持ったままだと、保育士に対してあまり良い印象を与えないかもしれません。
買い物に行っていた20分、子どもが泣き止まず大変な時間だったとしたら、たとえ買い物を許可している園だとしても「もう少し早く来てくれたら…」と思うかもしれません。買い物したものが見えないような配慮をしておくことをおすすめします。
宅配スーパーなどを活用するのも◎
そもそも就業時間が長く「毎日お迎えが延長保育ギリギリ」という場合は、お迎え前の買い物が難しいかもしれません。そのような場合は、宅配スーパーなどの利用がおすすめ。自宅に食材を届けてもらえれば、平日のバタバタも少しは解消できそうです。
園と保護者は協力して子育てをする関係。親として「子どもがいないうちに買い物を済ませたい」という思いは十分理解できます。一方、園のルールを把握したり、保育士の心情に配慮したりする気遣いもあると、より円滑にコミュニケーションを取り、よい関係で園生活を送ることができるのではないでしょうか。