愛猫に「最高の鮪の赤身を」飼い主の思い
人間が一緒に暮らす動物たちは、多くの場合が人間より寿命の短い生き物。ペットとして迎え入れる際には、「最後まで面倒を見る」のが最低限の責任となります。今回の投稿者・松尾しより🌸漫画描きさんは、病気で食欲の落ちた愛猫のため、自分のためには行くことのなかった魚屋さんに、人生で初めて足を踏み入れました。
そこで、愛猫が食べてくれることを願い、魚屋さんにある注文をします。それを聞いた魚屋さんは…?
私は生魚を食べないので、人生初魚屋の暖簾をくぐり「1番美味しい鮪の赤み下さい」と、馬鹿みたいな注文の仕方をしたせいか、魚屋さんに「何に使うの?」と聞かれて「病気の猫に」と答えたら「勿体ねぇな!」と言いつつ、甘海老をオマケしてくれた。猫はルビーのような鮪を食べてくれた ※1
病気や寿命のために、愛するペットが食べられなくなる姿を見るのは本当に心が痛みます。少しでもいいから、好きなものだけでもいいから、と飼い主はできることを精一杯、ペットにしてあげたくなりますよね。
この投稿には「今まで食べてきた中で一番美味しいご飯で幸せだったと思います」「魚屋さんとのやり取りが温かく、猫が鮪を喜んで食べた話も心温まります。おまけの甘海老も嬉しいサプライズですね。猫への愛情が伝わる、優しい瞬間でした」「うちの子も最後の時は大好きだったアイスと果物を嬉しそうに目を細めてゆっくりゆっくり食べてました。」といったリプライがついていました。
松尾しよりさんの愛猫は、このときからおよそ1週間後に亡くなったそうです。
ペットの旅立ちを見届けるのは胸が張り裂けるような気持ちですが、最期までしっかりと見送り、これまでの感謝をめいっぱい伝えたいですね。日々、私たちを癒やしてくれるペットたちに改めて感謝を伝えたくなる投稿でした。