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「先取り貯金」をしていたころの貯金方法
わが家は今でこそ先取り貯金はしていませんが、過去には先取り貯金をしていました。
私の独身時代は、ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金を使ったり、勤務先で給料の振込先を2か所にしてもらって、貯金専用の口座を持っていました。
次に、結婚~第一子出産までの共働き期間は、私のお給料から一定額を貯金専用口座に毎月手動で入金する方法。第一子を出産してからは、ネット銀行の定額自動入金サービスを使って、夫のお給料が入ったら自動的に貯金口座に入金される仕組みにしました。
子どもの成長とともに入金額は変動したものの、先取り貯金は続けていたのです。
先取り貯金をしなくなった理由
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先取り貯金を辞めたタイミングは、第二子出産後です。理由を簡単に言えば「先取り貯金をする金銭的な余裕がない」ということ。
パートを始め、先取り貯金を復活させようとしましたが、私と夫の給料からいくら先取りするのか決められませんでした。
当時は私と夫とそれぞれの口座から生活に関する引き落としがあり、金額も月によって変動する状況。今月いくら引き落としがあるのか把握しきれず、貯金しても生活費が足りなくなるのが心配。
無理に先取り貯金をしても、生活費がギリギリで不安が残る状態は避けたいところ。わが家は先取り貯金をいったんやめる決断をしました。
現在は「お財布を分ける方法」に落ち着く
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第二子出産後に先取り貯金をやめたわが家は、現在、私のお給料を丸々貯金とみなす方法で落ち着いています。
まず、支出は全て夫の口座にまとめました。夫の持つクレジットカードで家族カードを作り、私や子ども関連の支払いも全てそのカードを通すようにしました。すると私の口座のお金からの引き落としはなくなり、収支が把握できない状況は改善しました。
今では「私のお給料はないもの」と思うようにして、夫のお給料内で生活するように心がけています。
この方法なら「先取り貯金してしまって引き落とし口座にお金がない」という状況にはならないので、精神的には安心。
また、現在は当時より私のパートを増やしたこともあって、毎月まとまったお金が貯金用口座に入る状況になりました。
先取り貯金の向き不向きは、その時によって違う
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自分の経験から、先取り貯金は人によって合う時期とそうでない時期があると思います。
例えば、独身時代のように自分だけで好きにお金を管理できる時期や収入に余裕のある時期は先取り貯金が向いているでしょう。しかし、支出増や収入源の状態で先取り貯金をするのはストレスになる一方。わが家のようにお金の不安を感じる状態になってほしくはありません。
先取り貯金は一般的に広く知られる貯金方法ですが、合う合わないはその時々の生活スタイルによって異なると思います。わが家も今は先取り貯金はしていないですが、今後また復活させることがあるかもしれません。
先取り貯金が合わないという方は、無理や不安なくできる別の方法を探してみてはいかがでしょうか。