保育園でヘアピンは禁止?その理由は?
多くの保育園で、ヘアピンなどの飾りを禁止しています。その理由は以下のとおりです。
誤飲
保育園では、0~5歳児の子どもが一緒に生活します。もちろん生活スペースは区切られていますが、つけているヘアピンを落としてしまうと誤飲につながる可能性があります。
ケガ
「落としたヘアピンを踏んだ」「持って走っているうちにお友達の肌を傷つけた」など、ヘアピンがケガにつながる恐れもあります。特に先のとがったものは大変危険です。
紛失
ヘアピンがいつの間にか外れたり、外したものをどこに置いたか分からなくなったりなど、紛失の可能性も考えられます。小さなヘアピンは記名できず、落とし主が分からなくなるトラブルも避けられません。
子どもの髪型をアレンジするときの注意点
子どもの髪型をアレンジするときは、ヘアピンを使わずにヘアゴムだけでまとめられると良いですね。しかし、ヘアゴムを使ったヘアスタイルにも、いくつか注意点があります。
大きすぎる飾りは控える
大きすぎる飾りがついたヘアゴムは、寝転んだときに頭を傷つける恐れがあります。子どもは遊びの中で、さまざまな体勢になります。活動の妨げにならないよう注意したいですね。
凝りすぎに注意する
小さなゴムをいくつもつけるような髪型はおすすめできません。プールのあとなど、外すときに時間がかかるような髪型だと保育士も困惑してしまいます。
帽子をかぶることを考慮する
保育園では、外遊びの際に帽子をかぶることが多くあります。高い位置で結ぶと、帽子をうまくかぶれません。お団子なども注意したいですね。
髪型のルールは入園児に確認を
保育園によって、髪型のルールは異なります。ヘアピンをつけていてもなにも言われない保育園もあれば、髪型について細かい決まりが設けられていることも。
禁止になっているヘアピンをつけていき、お友達がケガをすると大変です。また、年齢によっては「〇〇ちゃん、それ付けてきちゃダメなんだよー!」と、お友達から注意されることも。ルールを確認して、安全でかわいいアレンジを楽しみたいですね。