新しいことへの段差は、歳を重ねると滑らかに
若いころは新しい年や誕生日を迎えるたびに、何か特別な変化が訪れるように感じたものではないでしょうか。進学や就職といった大きな出来事があることで「節目」というものが存在していました。
投稿者・シギサワカヤ(@ktos_tw)さんは、若いころの新しいことには「段差があった」と話します。しかし歳を重ねるにつれて、その段差に変化が訪れたそうで…?「節目」というものを考えさせられます。
若い頃の「新年を迎えた」「年度が変わった」「誕生日を迎えた」には段差があった気がするんですが、気が付いたらすっかりなめらかになってる気がする
「あー新しい年、新しい年ねーー!わかったー!そこ置いといて!後で見るー!!」くらいの感覚 ※1
歳を重ねるにつれて、新しいことへの段差は気が付いたらすっかり「滑らかに」なっていたそう。大人になると環境の変化は少なくなり、日常がそのまま続いていきます。節目が滑らかになったと感じ「後で見るー!」という軽いものになるのかもしれませんね。
この投稿には「10歳の時は「人生の1/10の出来事」な段差が、60歳の時には「人生の1/60な出来事」になる」「年取る毎に「特別な日」は日常に埋もれていく」といったコメントが寄せられていました。経験を積んで、環境の変化が小さく感じるのでしょうね。
新しいことへの段差が滑らかになることに寂しさを覚える一方で、穏やかな日常が続くことに安心感を覚えることも。若いころの変化も大切でしたが、歳を重ねてからの穏やかな時間の流れも良いものかもしれませんね。節目という段差について考えさせられる、素晴らしい投稿でした。