©︎mochi_mikan_0123
入院生活3日目、赤ちゃんはスクリーニング検査のため、一時的に預かられることに。赤ちゃんと離れ、1人の時間が持てると分かった持田さんは、テキパキと用事をこなし、次の授乳時間までしっかり休むことにしました。
1人での睡眠はぐっすりと眠ることができ、気持ちはすっきり。次の授乳は晴れ晴れとした気持ちを赤ちゃんと会うことができました。入院3日にして授乳も慣れてきたとはいえ、赤ちゃんがちゃんとおっぱいを飲めているかは不安が残ります。
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赤ちゃんにおっぱいを飲ませるまでの工程はスムーズにできるようになって、気持ちに少し余裕が出てきた感じがしますね。SNSの先輩ママたちの声から「授乳ってこんな感じ」を予習していた持田さんですが、予習と実際の様子が違うことに少し戸惑っているようです。
現代はたくさんの情報があるため、とても便利である一方、周りの人と自分を比べがちになりやすい状況でもあります。子どもの数だけ、育児はバラエティに富んでいるものなので、ネガティブになりすぎず過ごせるといいですね。
産後は頑張りすぎず、周囲に頼りましょう
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本作は、著者・もちみかんさんの産後入院に関する体験談が描かれています。男の子を出産した主人公・持田さんは、産後の体の変化や母親になることへの葛藤、そして慣れない赤ちゃんのお世話など、不安でいっぱいな中毎日泣いていたといいます。しかし、入院中の経験を通じ、退院後には「孤独じゃない」と救われた気持ちになりました。
産後の入院生活は「孤独・先が見えない・睡眠不足」という地獄の5日間だったと、持田さんは後に振り返ります。メンタルが弱っているときは、新生児室にわが子を見に行きたいという気持ちにすらなれなかったという持田さん。
入院中は、他人と比べたり、世間体を気にしたりと、持田さんの気持ちは沈みがちに。そんな中で力になったのは、助産師さんの励ましやアドバイスでした。周囲の人たちからの寄り添いもあり、日を追うごとに母としてできることが増えるうれしさも感じるようになっていきます。
初めての出産では不安にならない人はいないはず。痛みやつらさを抱え込まず、家族や助産師さんに相談することはとても大切です。持田さんの場合、夫や実母、義母と支えてくれる家族がいたことは本当に心強かったと思います。
持田さんが入院生活で体験したことを描いたこの作品は、これから出産に臨む方の励みになるはず。出産に対する前向きな気持ちを得られる作品です。