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🔴【第1話から読む】「もっとはっきり話して」転校初日、先生の一言に固まった|浮いてる私を肯定した先生
ある日、葵ちゃんと2人で友達の帰りを待っていると、葵ちゃんが、紅子さんがランドセルにつけているゴザえもんのキーホルダーを見てプッと笑いました。なぜ笑ったのでしょうか。
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いじわるな葵ちゃんとふたりきり。初めてのことだったようです。
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葵ちゃんからの声かけ、うれしいですね。
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「恥ずかしくないの?」葵ちゃんの言葉はやはり毒のあるものでした。
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葵ちゃんは、紅子さんがつけているキーホルダーを見て、「5年生なのに恥ずかしくないの?」と言ったそうです。紅子さんは自分の好きを否定され、恥ずかしさと悲しい気持ちでいっぱいだったでしょう。家に帰ってから、ランドセルからキーホルダーを外してしまったようです。
🔴【続きを読む】パンフレットの表紙を描いてほしい──先生の言葉に涙が出そうだった
いつも側にいて励ましてくれる大切な言葉
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このお話は、著者・紅子さんの小学校時代の体験談。小学校高学年に差し掛かる時期に転校を経験した紅子さん。すでにグループができている中、新しい学校に溶け込むのはなかなか難しいですよね。さらに、紅子さんは自分の気持ちを口に出しにくい性格で、余計に友達と打ち解けられず悩んでしまったようです。
そんな時、小学5年生で担任になった先生との出会いが紅子さんを救いました。その先生は、紅子さんの性格や考えを理解し、紅子さん自身を肯定する言葉をかけてくれたのです。人の顔色を伺うのではなく、自分の「好き」と思う気持ちを大切にすること。先生が紅子さんを肯定し認めてくれたことで、紅子さん自身も自分の気持ちを大切にでき、前に進めたといいます。
人を傷つける言葉も飛び交う世の中ですが、その人自身を見つめて理解し、肯定してくれる人もいます。紅子さんは先生からの言葉を受け取って依頼、落ち込んだり傷ついたりする度に先生の言葉を思い出して励まされているそうです。周囲に対して自分が「浮いている」と感じる人にも必ず居場所はあるということを教え、励ましてくれるようなお話でした。『浮いてる私を肯定した先生のはなし』は、紅ほっぺさんのInstagramで掲載中の作品です。
紅ほっぺ・人生いろいろ体験記(@beni_taihenne)さんのインスタグラム
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