©taprikoo
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「やってない」と訴えているのに…
ある日突然、担任の先生に呼び出された子どもたち。どうやら、小1の子が「息子を含めた数人が、よその家の木の枝を折っていた」と発言したことが発端となっていたようです。
ところが、まったく身に覚えがありません。主人公の息子の友人は「やっていません」と訴えますが、先生は聞く耳を持たず、ウソをついていると決めつけているようです。あまりにも、強い言葉と態度で責められてしまった子は、大泣きしてしまいました。
友だちが泣いている姿を目の当たりにした息子と、もう1人の男の子は、あることを考えます。
先生にこれ以上怒られたくない
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まったく身に覚えのないことで激しく叱られてしまった子どもたち。ですが、「また怒られそうでこわい」という理由から、やってもいないことを「やりました」と告げてしまいます…。
なぜ、先生は子どもの言葉を信じてくれなかったのでしょう?
驚がくの事実が発覚し…
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担任の先生は、なぜ他の学年の子の言葉を鵜呑みにしてしまったのでしょう?しかも、問題の木がある家は、息子の通学路ではありません。つまり先生は、現場の確認をしないまま、1年生の言葉だけで犯人を決めつけたようです。
本作では、担任の先生の過度な叱責により、子どもが傷ついたできごとが描かれています。子どもにとって、親や先生に信頼してもらえないのは、とても悲しいものですね。「やってない」と主張していることなら、なおさらです。
ですが一方で、小学生ごろになると身を守るためにウソをつく場合もあり、周囲の大人の見極めが難しいのも事実。だからこそ、現場の確認をしたりじっくり話を聞いたりと、1人の話だけで惑わされないようにしなくてはいけませんね。
大人の誤った対応で子どもの心に傷を残すことがあります。感情的になりすぎず冷静に向き合い、結論を決めつけずに話を聞くことを大切にしましょう。