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🔴【1話から読む】バラ色の新婚期「まさか私が…」幸せの陰に潜む強迫性障害のサイン
仕事を辞めてから、ねむりひつじさんの症状はだいぶ落ち着いていました。ですが、1歳半になる息子・みぃくんを子育てする中で、再度、症状が現れます。
口の中で食べ物を含んだまま、飲み込んでくれないみぃくん…。「もしも、のどに詰まったらどうしよう」という不安が、強迫性障害再発のきっかけになってしまったのです。
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「もしも、のどに詰まらせたら」そう思うと、いてもたってもいられない、ねむりひつじさん。口の中を確認し、みぃくんを問い詰めます…。
そんな自分を情けなく思い、ねむりひつじさんは自分自身を追い詰めていくのでした。
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自分のしていることがおかしいと感じながらも、それをやめることができない…。大切なわが子まで巻き込んでしまっている状況に限界を感じ、再び病院を受診することを決意します。
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わが子に対する不安をきっかけとして、再び強迫性障害に悩まされることになった、ねむりひつじさん。
「限界」だと感じた、ねむりひつじさんは、昔お世話になっていた病院に夫とともに足を運びます。服薬はしない方針を伝え、医師からアドバイスをもらいました。
🔴【続きを読む】病院を受診して納得…強迫性障害もうつ症状も「甘え」じゃない
甘えではない…「強迫性障害」という心の状態
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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。
強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。
子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。
強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。
- 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所「「知ることから始めよう こころの情報サイト」」強迫性障害( https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=MiyHEH6ZUZDxDeYX,2025年4月14日最終閲覧)
- 田町三田こころみクリニック「強迫性障害」(https://cocoromi-mental.jp/service/psychiatry/disorder/obsessive/,2025年6月4日最終閲覧)
ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム
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