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わが子を巻き込む強迫行為…「こんな母親でごめん」治療を決意した日

結婚後に強迫性障害を発症した、ねむりひつじさん。ねむりひつじさんは強迫性障害によって、仕事を辞めることに…。家族の理解や病院でのアドバイスなどを支えに、障害を自分の中で受け入れるまでのお話を描いています。ねむりひつじ(@_sleep_sheep_)さんの体験談、『強迫性障害を受け入れるまで』第7話をごらんください。

©_sleep_sheep_

🔴【1話から読む】バラ色の新婚期「まさか私が…」幸せの陰に潜む強迫性障害のサイン

仕事を辞めてから、ねむりひつじさんの症状はだいぶ落ち着いていました。ですが、1歳半になる息子・みぃくんを子育てする中で、再度、症状が現れます。

口の中で食べ物を含んだまま、飲み込んでくれないみぃくん…。「もしも、のどに詰まったらどうしよう」という不安が、強迫性障害再発のきっかけになってしまったのです。

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「もしも、のどに詰まらせたら」そう思うと、いてもたってもいられない、ねむりひつじさん。口の中を確認し、みぃくんを問い詰めます…。

そんな自分を情けなく思い、ねむりひつじさんは自分自身を追い詰めていくのでした。

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自分のしていることがおかしいと感じながらも、それをやめることができない…。大切なわが子まで巻き込んでしまっている状況に限界を感じ、再び病院を受診することを決意します。

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わが子に対する不安をきっかけとして、再び強迫性障害に悩まされることになった、ねむりひつじさん。

「限界」だと感じた、ねむりひつじさんは、昔お世話になっていた病院に夫とともに足を運びます。服薬はしない方針を伝え、医師からアドバイスをもらいました。

🔴【続きを読む】病院を受診して納得…強迫性障害もうつ症状も「甘え」じゃない

【全話まとめて読む】
強迫性障害を受け入れるまで

甘えではない…「強迫性障害」という心の状態

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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。

強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。

子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。

強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。

出典元:

ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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