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🔴【1話から読む】バラ色の新婚期「まさか私が…」幸せの陰に潜む強迫性障害のサイン
子育てをする中で芽生えた不安が、強迫観念や強迫行為を強めるきっかけになってしまった、ねむりひつじさん。
限界を感じ、以前お世話になった病院へ夫婦で足を運びます。そして、診察を受け、医師からのアドバイスを聞きました。
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以前、お世話になった病院を受診した、ねむりひつじさん。医師から、睡眠時間の少なさを指摘されます。十分な睡眠時間を確保することで、ゆううつの症状は出にくくなる…と助言をもらいました。
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医師から話を聞き、ねむりひつじさんも夫も、ゆううつ症状や強迫観念は「甘えではない」と腑に落ちたようです。
こうした症状が出た時に、性格のせい…と考えたり、甘えなのではないかと、自分自身を責めてしまったりする方もいらっしゃいますよね。ですが、自分を追い詰める前に、病院を受診するなどして適切な治療をしていくことが、回復につながる第一歩です。
ねむりひつじさんは、医師や夫とよく相談をした上で、薬を飲まない選択をしました。
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ねむりひつじさんは、うつ予防や強迫観念の対策として、絵を描くことやよく寝ること、運動、SNSをやりすぎないこと…など、具体的にできることを実行しました。
これらのことは、健康な心身の状態を保つために、とても大切なことですね。ねむりひつじさんの努力や試行錯誤の様子も伝わってきます。
甘えではない…「強迫性障害」という心の状態
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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。
強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。
子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。
強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。
- 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所「「知ることから始めよう こころの情報サイト」」強迫性障害(https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=MiyHEH6ZUZDxDeYX,2025年4月14日最終閲覧)
- 田町三田こころみクリニック「強迫性障害」(https://cocoromi-mental.jp/service/psychiatry/disorder/obsessive/,2025年6月4日最終閲覧)
ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム
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