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🔴【1話から読む】バラ色の新婚期「まさか私が…」幸せの陰に潜む強迫性障害のサイン
パワハラを受けていた職場を退職し、通院を決意したねむりひつじさん。しかし、予約は3か月も先にならないと取れず、受診をあきらめることにしました…。
幸いにも、仕事を辞めたことで症状は徐々に落ち着いていきます。
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病院の予約が取れるのは、3か月も先…と言われ、受診をあきらめた、ねむりひつじさん。ですが、仕事を辞めたこともあってか、ストレスが徐々に減っていきました。このころ、強迫観念は少し落ち着いていたといいます。
時は流れ、そんな、ねむりひつじさんの元へ、赤ちゃんがやってきます。
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赤ちゃんが誕生し、育児に追われる日々…。忙しい中にも、幸せを感じている様子が伝わってきますね。ですが、育児にも慣れてきて、子どもがイヤイヤ期に入ってきたころ、ねむりひつじさんに異変が起きます…。
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口の中でいつまでも、食べ物を含んでいるわが子…。「のどに詰まってしまったら」と、不安にかられた、ねむりひつじさん。
子育て上での心配ごとがトリガーとなり、落ち着いていた症状があらわれ始めます…。
🔴【続きを読む】わが子を巻き込む強迫行為…「こんな母親でごめん」治療を決意した日
甘えではない…「強迫性障害」という心の状態
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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。
強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。
子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。
強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。
- 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所「「知ることから始めよう こころの情報サイト」」強迫性障害(https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=MiyHEH6ZUZDxDeYX,2025年4月14日最終閲覧)
- 田町三田こころみクリニック「強迫性障害」(https://cocoromi-mental.jp/service/psychiatry/disorder/obsessive/,2025年6月4日最終閲覧)
ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム
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