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幸せな結婚に胸を弾ませる、ねむりひつじさん。ですが、ある瞬間を境に「幸せが長く続かなかったらどうしよう」と、どうすることもできない不安が心の中に広がっていきます…。
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何度も手を洗う人を見て、「大変だな」とひとごとに感じていた、ねむりひつじさん。そんな、ねむりひつじさんが、「強迫性障害」を発症するとは、この時は夢にも思いませんでした。
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結婚後…慣れない環境で忙しい中にも、とても幸せな状態だったという、ねむりひつじさん。しかし、ふいに「もし、この幸せが続かなかったら」と、不安が頭をよぎります。
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幸せな結婚、新しい仕事…。新生活に夢が膨らむはずなのに、なぜか頭に浮かんでくるのは、「事故や病気になったら、どうしよう」という強迫観念ばかり。
自分の意思に反して、そんな不安がねむりひつじさんの心を少しずつ侵食していきます。
🔴【続きを読む】「私、誰かを傷つけてないよね?」加害恐怖で動悸が止まらない
甘えではない…「強迫性障害」という心の状態
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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。
強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。
子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。
強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。
- 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所「知ることから始めよう こころの情報サイト」強迫性障害(https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=MiyHEH6ZUZDxDeYX,2025年4月2日最終閲覧)
- 武蔵小杉こころみクリニック 内科・心療内科・精神科「強迫性障害」(https://www.musashikosugi-cocoromi-cl.jp/service/psychiatry/disorder/obsessive/,2025年6月3日最終閲覧)
ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム
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