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「異常かも…」「私のせい?」味覚まで狂わせる、強迫観念の闇…

結婚後に強迫性障害を発症した、ねむりひつじさん。ねむりひつじさんは強迫性障害によって、仕事を辞めることに…。家族の理解や病院でのアドバイスなどを支えに、障害を自分の中で受け入れるまでのお話を描いています。ねむりひつじ(@_sleep_sheep_)さんの体験談、『強迫性障害を受け入れるまで』第4話をごらんください。

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いつまでも手を洗い続ける自分を、「少し変なのではないか」と気づき始めた、ねむりひつじさん…。

眠る前の長時間にわたる一人反省会や、メールを送る前の過剰なチェックなど、強迫観念に基づく行動を自分でも止めることができませんでした。

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日に日に、強迫観念が強くなっていく、ねむりひつじさん…。自分がしていることが異常だと思っていながらも、頭に浮かぶ不安に押しつぶされそうになる毎日でした。

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ねむりひつじさんは、仕事中以外、ベットの上で一日中、強迫観念におそわれていたそうです。そして、頭の中に浮かんでくる不安を打ち消そうと、SNSやネットでの検索が止まらなくなっていました。そして、この行動は負の連鎖へとつながっていくのでした…。

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自分の行動がおかしいと気づきつつも、ねむりひつじさんはまだそれが、病気であるとは気づいていません。自分の性格や性質のせいかと考え、自己啓発の本を読むなどして、自分を強くする方法を探していたそうです。

ですが、ついに味覚にも症状が現れます。

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【全話まとめて読む】
強迫性障害を受け入れるまで

甘えではない…「強迫性障害」という心の状態

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「この幸せが、いつか壊れてしまうのではないか」―そんな漠然とした不安から、ねむりひつじさんの「強迫性障害」は始まりました。

強迫性障害は、強い不安やこだわりによって、生活に支障をきたす病気です。自分の意思に反して浮かんでくる不安や、「こうしなければ」という思考にしばられ、気持ちも行動も追い詰められていきます。ねむりひつじさんは働くことが難しくなり、仕事を手放すという決断をせざるを得ませんでした。

子育てが始まり、日々の忙しさに紛れて症状が落ち着いていた時期もありましたが、ある出来事をきっかけに、再び強迫観念におそわれます。そして、発症から12年がたったある日、ようやく医師のもとを訪れます。これまで、症状を「繊細な性格」「ちょっとした心配性」と受け止めていた夫も、診察を通じてそれが病気であることを理解し、少しずつ支え方も変わっていきました。

強迫性障害は、性格や意志の弱さとは無関係です。誰にでも起こりうるものであり、適切な治療と周囲の理解が何より大切です。「つらい」と感じる気持ちを無視せず、抱えている思いに目を向けることの大切さ、そして、家族と一緒に病気と向き合っていく姿勢を優しく丁寧に教えてくれる作品です。

出典元:

ねむりひつじ@子育て絵日記(@_sleep_sheep_)さんのインスタグラム

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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