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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
子ども会の役員会の日、役員の桃井さんが遅刻してくると会長・べき子さんがその理由を聞いてきました。「子どもの調子が悪くて」と申し訳なさそうな桃井さん。そんな彼女に対してべき子さんは、仕事ができていないと指摘するばかり。べき子さんが「役に立たないんだから」と言った途端、桃井さんの顔色が変わり…。
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あのランチ会から数日後、再び役員会が開催されます。
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「子どもの体調が悪い」と、話していた桃井さん。今日も、お子さんの具合が悪かったようで、遅刻します。
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遅刻した桃井さんを、必要以上に責める会長・べき子さん。気の毒ですね…。
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以前、新1年生歓迎会で配る紅白まんじゅうについて、いつもの和菓子屋さんに問い合わせた桃井さん。すると、「もう作らないことにした」と、断られてしまいます。仕方ないと思っていたのですが…。
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諦めていた紅白まんじゅう、作ってもらえることになったようです。ただ、べき子さんの言い方は、本当にひどいですね。たかが子ども会の役員で、なぜこんなに言われなければいけないのでしょう?
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べき子さんにさんざん言われ、ついに、桃井さんは我慢の限界が超えてしまいます…。
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桃井さんが子どもの体調を優先するのは間違っていないですよね。それとは逆に、べき子さんは役員会の仕事の方が大切なようです。
どの役員も家庭を持ちながら子ども会の仕事をこなしているのだから「役に立たない」なんて言わないでほしいです。
🔴【次話を読む】「何か間違ってるかしら?」圧が強すぎて、何も言えなくなった私の“恐怖体験”
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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