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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
子ども会の役員を辞めた桃井さんは、1か月前に長女から言われた「もし、登校拒否になったらどうする?」と聞かれたことを思い出していました。桃井さんは「一緒にお出かけして遊ぶ」と明るく答えると、長女は笑っていたのですが…。
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子ども会の会長・べき子さんと衝突してしまい、役員を辞めることになった桃井さん。実は、子どもが体調不良で、しばしば役員会に遅刻することも。
さかのぼること1か月前。桃井さんの中1の娘さんが、意味深なことを言います…。
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娘から突然「登校拒否になったら…」と聞かれたら、動揺してしまいそうです。ですが、桃井さんは…。
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明るく答えます。
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桃井さんの言葉に、さくらちゃんは安心したのでしょう。笑顔が見られ、ホッとします。
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何気ない親子の会話のように見えますが、このとき、桃井さんの心はざわつきます。
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長女からの答えにくい質問にも明るく対応していて、桃井さんはいい母親ですね。外から見れば仲の良い親子の会話に聞こえるものの、母親として子どもの様子が気にかかっているようです。
🔴【次話を読む】「学校を休みたい…」中1娘の体調不良が治らない…もしや、これって“心のSOS”?
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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