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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
主人公・山吹さんは、子ども会の新一年生歓迎会のレク係として音楽の準備をしてきたのに、会長・べき子さんの判断でBGMを流すことが取りやめになりました。そんなべき子さんに誰も反論しないのは、以前に彼女に逆らったことで怒りを買い、子ども会を辞めることになった桃井さんの一件があるようで…。
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せっかく、新1年生歓迎会の準備をコツコツ進めてきたのに…。会長・べき子さんの一言で、台無しになってしまいました。
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べき子さんは、いわゆるワンマン会長。何でも自分の思い通りに進めないと、気が済まないようです。
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子ども会役員の雰囲気、重苦しいですね…。
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誰も、言いたいことが言えないなんて…。こんな思いをしてまで、役員を続けなければいけないのでしょうか?
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役員たちは不満を抱えつつも、何とか式典は無事に終わりそうです。
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来賓の方を見送ったあと、子どもたちのお楽しみタイムが始まります。
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結局、人手が余ってしまったようです。
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山吹さんが準備した音楽がなくなり、山田さんは仕事がなくなってしまいました。役員の誰も反論しないので、べき子さんの思う通りに進む歓迎会になってしまいましたね。
来賓の人たちの紙袋も大きかったみたいですし、べき子さんが推奨する「例年通り」を見直したほうがいいのではと改めて思ってしまいます。
🔴【次話を読む】「何を言っても否定される」子ども会…会長以外の役員は本当に必要?
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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