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初孫フィーバー義母VS気が強い夫の兄嫁、ついに直接対決で完全決裂?鳴り響く「関係崩壊」のゴング

この作品は、ママリに投稿された体験談に基づくお話です。ワーキングマザー・沙希の視点で、兄嫁(義姉)である明子との交流を描きます。ある日、義母から沙希に対し「明子さんを怒らせてしまった」とメッセージが届きます。一体義母と明子の間に何があったのでしょうか。『虫が良すぎる義姉と初孫フィーバー義母』をごらんください。

Ⓒママリ

【第1話から読む】虫が良すぎる義姉と初孫フィーバー義母

義母からの着信、まさかのトラブル発生

明子さんからの愚痴LINEに対して私は「のらりくらり作戦」を継続していた。
でも正直、精神的な限界が近づいていた。
そんなある日、ひときわストレスを感じる事件がおきたのだ。

ピコン、とスマホが鳴る。
珍しく義母からだった。

私は嫌な胸騒ぎがしつつ、深呼吸してメッセージを開いた。

義母:「忙しいところごめんなさいね。ちょっと明子さんを怒らせてしまって。
    沙希ちゃんにも連絡がいってしまうかもしれないわ」

義母がこんなことを言ってきたことは一度もない。
おそらく相当な言い争いになってしまったのだろう。

激怒する夫の兄嫁、仕返しを企てていた

いったいなにがあったのか…
考えているとさっそく着信。
明子さんだった。

電話に出ると、まくしたてるように話し始めた。

明子:「ねえ、マジでありえないんだけど」
沙希:「ど、どうしたんですか?」

明子:「大樹が昨日から熱出しちゃって。今日お義母さんの家に行く予定だったのをキャンセルしたのよ。
    そうしたら、なんて言われたと思う?
    『先週末、暑い中ダイちゃんを連れ回したからじゃないの?』だって!
    なに?私のせい?って思うよね?」

沙希:「え…そんな風に言われたんですか…」

義母と明子さんは家族専用のSNSでつながっている。
そこでお出かけ時の写真や動画を共有していると、以前聞いたことがある。
わが家も同じSNSを使っていて、義母からはときどきコメントがくる。
おそらく義母はそのSNSを見て、週末に明子さんが大樹くんを連れて出かけたことを知っていたのだろう。

言い方はさておき、明子さんが思うほど、義母に悪意があったわけじゃないようにも思う。
それでも母親にとって、子どもの体調不良の責任を問われるほど嫌なことはない。

沙希:(ここはいつも通り、慎重に返事をしないと)

沙希:「そうだったんですね…。大樹くん、今は大丈夫ですか?」
明子:「まあ、大した熱じゃなかったのよ、薬ももらったから」
沙希:「お義母さんも心配でつい、余計なことを言ったんじゃないですかね…」

精一杯の言葉だった。明子さんはどう反応するだろう。
電話の向こうの明子さんは、深くため息をついてこう言った。

明子:「まあ、そうかもしれないけどね」

ややトーンダウンしたような返事に少し拍子抜けした。
同時に、もしかしたら少しは冷静になってくれたのかな、と淡い期待を抱いた。

でも、この次の発言で、その安堵は打ち砕かれる。

明子:「それでね、私、お義母さんへの対抗策を考えたのよ」

この対抗策の話題こそ、私と明子さんの間に大きな亀裂をうむことになるのだった。

🔴【続きを読む】義実家訪問「無断キャンセル」という非情な選択。虫が良すぎる夫の兄嫁が仕掛けた、冷たい仕返し

嫁と義母、付き合い方について考えさせられる作品

この作品では、主人公の沙希と兄嫁である明子の交流が描かれます。お互いに嫁という立場で義母とそれぞれ向き合っていますが、明子は義母との付き合いに不満を抱くようになります。

義母からの口出しへの不快感を強める明子ですが、一方で初孫フィーバー中の義母から多くの援助をしてもらっていました。中には明子の方からねだって援助を得ていることも。話を聞く中で明子の立場に共感しつつも、どこか虫の良さを感じる沙希。違和感が大きくなり続け、このあと兄嫁に本音をぶつけた結果、関係性に亀裂が入るような言い争いになってしまったといいます。

本作で考えさせられるのは、嫁と義母という関係の中での付き合い方。まず大切なのは、双方の立場を理解すること。そして、明子と義母のすれ違いからは、お互いに期待しすぎず適度な距離感を持つことが大事だと気づかされます。

立場が違う親戚同士のすれ違いトラブル、もし巻き込まれてしまったらあなたならどうしますか?

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】虫が良すぎる義姉と初孫フィーバー義母

🔴【第1話から読む】「あのころの平和が懐かしい」夫の兄嫁VS義母、親戚トラブル勃発前の静けさ

🔴【今話題の漫画を読む】電車に乗っていたら…「となり」友人が口パクで伝えたかったこと|電車内で凍り付いた話

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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