初めての練習日、新1年生の保護者に集合がかかりました。「練習は見なくても大丈夫」と説明を受けたものの、帰る保護者は誰もいません。
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初めて参加するスポ少野球の練習の日。もっつんさんは、リーダーから「練習中は見ても見なくても大丈夫」と説明をうけます。
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3時間ずっと待っているのはつらいし、見ていなくていいと言われてほっとしたもっつんさんでしたが、他の保護者たちは、誰ひとりとして帰る様子がありません。
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先輩ママたちは世間話で盛り上がり、同級生ママたちは気を使っているよう。もっつんさんは、帰るに帰れなくなってしまいました。
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そんなとき、練習中にふざけている息子のタクの姿が目に入ります。
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「練習は最後まで見なくても大丈夫」と説明を受け、一度は帰ろうと考えていたもっつんさん。
けれど、周りを見渡すと帰る保護者は誰ひとりおらず、もっつんさんもその空気に気を遣い、結局最後までグラウンドに残って息子を観ていることになってしまいました。
🔴【次話を読む】自己紹介で絶望…自分だけが「よそ者」だった|スポ少を辞めた本当の理由#11
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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