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スポ少の練習中、グラウンドを離れてひとり時間を持てるようになったもっつんさん。けれども、そんな穏やかな時間は長くは続きませんでした。息子が練習中に問題行動を起こしていると知り、思い悩みます。
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もっつんさんは息子・タクのやんちゃさが、スポ少野球を通じて減っていくことを期待していました。ところが、もっつんさんが2時間ほど目を離した隙に、はやくも問題行動を起こすタク。
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お調子者のタクは、もっつんさんが何度注意しても練習中にふざけてしまいます。チームメイトにもおふざけの空気が広がってしまい、申し訳なく思ったもっつんさんは、できるだけ練習は見学するようにと決めました。
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周囲のママさんたちは、下の名前で呼び合うほどに仲良くなっているようですが、もっつんさんはまだ、作り笑顔で頑張っています。
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野球のルールはよくわからないし、疲れるし。もっつんさんにとってスポ少野球は負担が大きく、楽しめずにいるようです。
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練習中にたびたび問題行動を起こす息子に頭を悩ませたもっつんさんは、結局練習中ずっと付き添わざるを得なくなってしまいました。
チームの保護者同士の輪にも入れず孤独を感じる一方で、練習後の息子の笑顔に「習わせてよかった」とも感じていました。
🔴【次話を読む】アイスくれた人は誰?お礼を言ったら、なぜか冷たい態度に|スポ少を辞めた本当の理由#31
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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