チームの打ち上げに参加したもっつんさん。保護者たちは打ち上げや練習試合に乗り合いで会場に向かうのが暗黙のルールのようでした。しかし軽自動車で他の人を乗せられないもっつんさんは、気を遣ってしまい、またしても距離を感じてしまいます。
©mocchan_diary
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もっつんさんの息子・タクが所属するスポ少野球チームでは、打ち上げや練習試合の際にはよく「乗り合いで」と言われるそうです。もっつんさん一家はチームメイトと元々の面識がなく、乗り合いに対してはハードルの高さを感じています。
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もっつんさん夫婦はそろって軽自動車に乗っているので、乗せてもらうことしかできません。気を使っているうちに、周囲はどんどん家族ぐるみで仲良くなっていきます。
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チームで自分以外はみんな仲良し。もっつんさんは、愛想笑いでやり過ごす日々に、心が沈んでいきます。
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子どもたちはビンゴで盛り上がり、打ち上げを楽しんでいます。そして部長から発表された、登山訓練。恒例行事のようですが、もっつんさんは初耳です。
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遠征や打ち上げを乗り合いで移動するのが当たり前の、仲の良い保護者たちに囲まれ、もっつんさんはますます輪に入れず、孤独を感じていました。
そんな中、突然知らされた登山訓練という新たな行事に、戸惑いと不安が一気に押し寄せてきます。
🔴【次話を読む】父親同伴が暗黙のルール?地獄の登山訓練|スポ少を辞めた本当の理由#34
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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