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スポ少で登山訓練があることを知らされ、父親同伴が暗黙のルールのような雰囲気に。けれども休日出勤が多い夫は期待できず、もっつんさんが頑張るしかない状況に気が重くなります。一方で息子のタクは、登山を楽しみにワクワクしていました。
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登山訓練を楽しみにしている息子・タクと、気が重い母・もっつんさん。夫の参加は厳しいかもしれませんが、わが子をガッカリさせないよう、「お父さんに聞いてみようね」と言っておきます。
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息子をはじめ、自分以外の全員がスポ少野球を楽しんでいる。周囲との壁がより高く感じられます。
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もっつんさんは、流されるようにスポ少野球の世界に足を踏み入れてしまったことを悔やみました。それでも、全力でわが子を応援するのが親の努めと自分に言い聞かせます。
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居心地の悪い打ち上げが終了し、帰宅するのは肩身の狭い義実家。もっつんさんに心休まる時間はありません。
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登山訓練が近づく中、保護者の熱量と自分との温度差に戸惑いながらも、息子を全力で応援すると決心したもっつんさん。
けれど、スポ少の飲み会や毎週末の練習の疲労、義実家での同居ストレスも重なり、心身の疲れは限界に。
登山を楽しみにしている息子の姿に応えたい気持ちはあるものの、もっつんさんの中では不安と疲労がどんどん膨らんでいました。
🔴【次話を読む】スポ少に蝕まれる母に、夫が差し出した救いの手|スポ少を辞めた本当の理由#36
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
もっつん(@mocchan_diary)さんのインスタグラム
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