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登山訓練を終え、息子がスポ少に入って初めての冬がやってきました。冷え込むグラウンドでも、もっつんさんは寒さに震えながら息子の練習を見守ります。
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不安だった登山訓練も無事終わり、冬がやってきました。
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真冬に屋外で練習見学をする保護者は減るのでは、という期待もむなしく、またしても帰れない雰囲気です。
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息子の特別支援級への転籍や、不妊治療。もっつんさんの心は追い詰められていました。
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「サポートする」と言ってくれた夫も激務のため、結局はもっつんさんに負担がのしかかります。それでも、息子・タクがスポ少野球を通して、少しずつ成長している様子に嬉しさを感じていますが…。
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寒さの厳しい冬になっても、周りの保護者たちは相変わらず見学を続けていました。もっつんさんも寒さに耐えながら息子を見守ります。
息子に特別支援学級への転籍の話が持ち上がり、野球だけに気持ちを向ける余裕はなくなっていたものの、少しずつ成長していく息子の姿に、もっつんさんは小さな喜びを感じていました。
🔴【次話を読む】ホッとしたのも束の間、学校からの電話に絶句|スポ少を辞めた本当の理由#50
ストレスを1人で抱えて頑張りすぎないで!
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このお話の主人公・もっつんさんは、「野球がやりたい!」という息子の気持ちを大切にして、勢いのままスポーツ少年団の野球チームに入団させました。ところが、いざ始めてみると想像以上の大変さに直面します。お茶当番や送迎、応援に加えて、保護者同士の付き合いにも気を配る毎日。気づけば、もっつんさんの中には疲れやストレスが少しずつ積もっていきました。
一方、息子は発達障害による困りごとを抱えながらも、野球が大好きで、毎週の練習を心から楽しみにしている様子。その姿を見るたびに、「この子の好きな気持ちを大切にしてあげたい」と思わずにはいられなかったもっつんさんは、自分に言い聞かせながら野球を続けさせました。
子どもが何かに一生懸命になる姿を見ると、つい「応援しなくちゃ」「ちゃんと支えてあげなくちゃ」と思ってしまいますよね。でも、親が頑張りすぎて疲れてしまっては、本当に大切なことが見えなくなってしまうこともあります。ママだってひとりの人間です。無理を重ねれば、体にも心にも不調は出てしまいます。
子育ては、親子で一緒に成長していくもの。完璧なママじゃなくても大丈夫。うまく手を抜いたり、周りに頼ったりしながら、「ちょうどいい距離感」で寄り添うことが、親にとっても子どもにとっても大切なのかもしれませんね。
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