先生の機転が救ってくれた温かい思い出
子ども時代に「やってしまった…」という恥ずかしい経験を、誰しもひとつやふたつ持っているのではないでしょうか。特に小学校時代は失敗に対する免疫もなく、ほんの小さなでき事が一生のトラウマになってしまうこともあります。
そんなとき、まわりの大人がどういう対応をしたかによって、記憶の意味がまったく違うものになることもあるでしょう。🍓さんは小3のとき、恥ずかしくて涙が出そうになった失敗をしてしまいました。そのときの、機転のきいた先生の対応がすばらしくて…
小3の時、テスト中に小を漏らしたことがある🥲
恥ずかしすぎて泣きそうになりながらそっと手を挙げたら担任の先生(男性)はすぐに察知して、瞬時に教室の後ろにある花瓶を持ってきて水を撒いた。「先生花瓶倒しちゃった!」と言って私を保健室に連れてってくれた。
今でも大好きな先生、元気かな。 ※1
もしあの時、先生が咄嗟の判断で誤魔化してくれなかったら一生のトラウマになっていたと思う。ましてや自分で拭きなさいと言われていたら…想像もしたくない…友達にも揶揄われただろうな。
今でも思い出すと恥ずかしいけど、嫌な思い出ではなくてただただ思い出しては心が温かくなる。 ※2
先生の咄嗟の判断と「先生花瓶倒しちゃった!」という言葉、そして🍓さんを保健室に連れて行ってくれた優しさ…。この機転がなければ、🍓さんが言うように、この出来事が一生のトラウマになっていたかもしれません。先生の行動が、恥ずかしい記憶を感謝と温かさに満ちた思い出へと変えてくれたのですね。
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誰かの「恥ずかしい記憶」を「温かい思い出」に変えることができる、そんな優しさと機転を持った人で在りたいと思わせてくれる、心温まるエピソードでした。