©ママリ
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夫と友だちにバカにされて…
ある日の夜、リビングのソファーで寝落ちしてしまった夫・慶太。スマホの画面が目に入り、佳奈はがく然とします…。まさか、友だちだと思っていた由美が、慶太を誘惑するようなメッセージを送りつけていたなんて。けん命に子育てをしているのに、「要領悪いから」なんて言われたら、ショックですよね…。
このあと、佳奈は「見たくない」と思いつつも、由美とのトーク履歴をさかのぼります…。
悔しい…垣間見えた友人の本音
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以前、由美と電話をしたときのこと…。「産後太りで5キロ戻しきれてない」という話をしたことを思い出します。そのとき由美は、「そんな風に見えない、きれいにしてる」と言ってくれたのに…。
裏では佳奈のことを笑っていたと思うと、悔しいですね。しかも、慶太は否定せず、ノリを合わせているところが許せませんね。
ついに夫を問い詰める
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佳奈:慶太、おはよう。ちょっと話があるんだけど、時間いい?
慶太:ん?おはよ。どうした、改まって。
佳奈:昨日、あなたが寝た後、スマホ見ちゃったんだ…。ごめん。
慶太:え…?
佳奈:由実とのメッセージ。全部見たよ。
慶太:…っ!
佳奈:私の悪口言ってたね。「育児ばっかり」「美意識ヤバい」「要領悪い」。由実も慶太もひどい。笑って話してたんでしょ?
慶太:いや、笑ってはない!ただ、その…なんて返したらいいか…。
佳奈:2人で出かけようと思ってたの?
慶太:そんなこと思ってないよ、なんかダメって言いにくかっただけで、行く気はなかったよ。
佳奈:「トーク消してね」ってさ、これまでも色々消してたってこと?
慶太:違うよ、由実が勝手にそう言ってるだけで…。
佳奈:でも自分から「連絡する」って言ってたでしょ?
慶太:ごめん…。
慶太は謝っていたし、メッセージの文面からも、自分からグイグイ会おうとしているわけじゃないのはわかった。慶太は家族に優しい一方、誰にでも優しいと思われたいのか、はっきり断ったり相手の行動を批判したりできないタイプ。それはわかっているけれど、2人が私に隠れて会話していたこと自体がショックで仕方ない。
由実に対しては、もう友達だなんて思えなかった。完全に私の夫を狙っている。ふつふつと怒りが湧いてくるのを感じていた。 ※1
ついに、慶太を問い詰めた佳奈…。慶太は平謝りするばかりで、由美とのメッセージのやりとりを軽く考えていたようです。ですが、佳奈にとっては、裏切られたような気持ちになり、気分がいいものではありません。
今回は、夫にくぎを刺すまでにとどまりました。まだ、由美に対して、直接の抗議はしていません。ですが、このあと、由美の行動はエスカレート!ついに、直接対決をし、縁を切ることに…。友だちとしての関係は終わってしまいましたが、他人の家庭に土足で踏み込んでくるような友だちはいりませんね。
これから、佳奈と慶太は夫婦の関係を再構築していかなくてはいけません。家族でも、信頼関係は欠かせませんよね。パートナーが悲しむような、軽率な言動はしてはいけないと、改めて感じるエピソードです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています