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里帰りできない奥さまのため、立ち会い出産を決めたmakoshさん。病院に到着後、そのまま出産準備に入ることになりました。「生まれそうになったら連絡する」といった矢先、陣痛が始まり、makoshさんは、帰るに帰れない状況になってしまいます。
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出産予定日を1日過ぎたある日、第一子を妊娠中の奥さまは「陣痛きたかもっ」と感じました。makoshさんは車を走らせ、奥さまとともに病院へ向かいます。
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奥さまの実家はお店をやっていて、多忙のため里帰り出産ができません。数日前に奥さまから放たれた「立ち会うよね?」の言葉は、makoshさんには「立ち会え」と聞こえました。こうしてmakoshさんは、出産に立ち会うことになったのです。
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父親になるワクワクと、30歳をすぎての初産となる奥さまへの不安が、makoshさんの胸中で入り混じる中、家から車で15分の距離にある、大学病院に到着。このまま出産準備に入ります。
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「生まれそうになるまで、家でまってるね」と、makoshさんが帰ろうとしたその時!陣痛が奥さまを襲い、帰れない雰囲気になりました。陣痛に苦しむ奥さま。しかしまだ、いきんではいけないと言います。
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看護師さんは、テニスボールを取り出し、makoshさんに「いきみ逃がし」をするように指示します。「いきみ逃がし」とは、妊婦さんのお尻をテニスボールなどで押して、子宮口が開く前にいきんでしまうのを防ぐことです。makoshさん夫婦は、初めて聞く言葉に戸惑っているようですね。
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出産は十人十色
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第一子誕生の前日にお父様を亡くされた、著者・makoshさんが、悲しむ間もなく立ち会い出産に挑む様子を描いた『ハードな立ち会い出産』。
立ち会い出産は、ただの見学ではなく、出産するママへのサポートが必要です。makoshさんは、コンディションが万全でない中、21時間にも及ぶ「いきみ逃がし」に奮闘し、無事長男が誕生しました。しかし、後日奥さまから「あのとき、態度が悪かった」と予想外の言葉をかけられます。
立ち会い出産は、ママの不安や緊張を取り除くのに有効ですが、一方だけの意見だけを押し付けてしまうと、後々しこりが残ってしまうことも。事前に「できること・できないこと」を話し合い、自分たちにぴったりの出産の形を見つけておけるといいですね。また、出産には予期せぬできごとがつきもの。理想どおりに進まない可能性があることも、心にとめておきましょう。
壮絶な立ち会い出産から、あっという間に時は流れ、わが子の成長を実感したmakoshさんは、「今」を楽しもうと誓います。子どもの数だけ、物語がある出産。ママと赤ちゃんが注目を集めがちですが、見えにくいところで頑張っている、パパの本音を知ることができる作品です。
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