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靴のそろえ方、健康的な朝食…放置子の私を導いてくれた「夢のような塾」
主人公・しおりは幼いころから両親の愛情を知らずに育ちました。父親は家族に興味がなく、母親は仕事と不倫で頭がいっぱいです。しおりが保育園児のころも、母親は不倫相手とのデートにしおりが邪魔だと思えば車の中やスーパーのフードコートに放置するようなことを繰り返しました。
しおりが小学1年生の時、同級生たちからも家に入り浸られることを嫌がられたしおりは、母親が見つけてきたいろいろな場所で1日を過ごしていました。そんなある日、少額のお金だけを持たされて「あとは好きにして」と放置されたしおりは、地域の図書館で1日を過ごすようになりました。
そこで、しおりが毎日図書館に来ていることに気づいた初老の男性から声を掛けられます。そして、しおりの生活の背景を聞いて「お母さんに聞いてみて」と自分が運営している塾のチラシを渡してくれました。その男性がどうしても怪しい人に思えなかったしおりは、帰宅後、母に塾のチラシを渡します。
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山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんのKindle
図書館で出会った男性の運営している塾に通えることになったしおり。これまで両親に教えてもらえなかった生活のルールを、男性や男性の妻は優しくしおりに教えてくれました。靴のそろえ方や体を整えるような朝食など、しおりにとっては本当にありがたい時間だったでしょう。
保護者に教えてもらえなかったがゆえに、子どもたちが社会で知るべきルールやマナーを知らず、そしてそれで周囲から非難されるのはとても悲しいことです。この子は教えてもらっていないんだ、と分かった時、この夫婦のように丁寧に声を掛けられる大人が増えれば、きっと子どもたちが健やかに過ごせる場所がもっと増えるのでしょう。
大人が地域にいる子どもたちの健やかな成長に少しずつでも関心を寄せるだけで、その子たちが大きくなった時の社会がより良くなるのかもしれません。










