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「ママ、お顔がさびしいよ」3歳娘に指摘され…友人関係の見直しを決意|不倫に溺れる親友

シズカ(27歳)は、夫・タケルと3歳の長女、円佳(まどか)と暮らす専業主婦。人付き合いは得意な方ではなく、どちらかというと内向的な性格…。でも、そんなシズカには、中学校からの付き合いになる「リサ」という親友がいました。4歳の娘・アイと暮らしている、シングルマザーのリサ。リサは道ならぬ恋にハマっていました…。不倫を繰り返す親友との関係に悩んだ体験談『不倫に溺れる親友』第5話をごらんください。

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シズカとリサは、中学生のころから親友同士です。リサがシングルマザーとなってからも、変わらずに続いていた2人の関係…。そんなある日、シズカはリサから不倫の事実を告げられます。日に日に不倫相手にのめり込んでいくリサ。周囲の苦言にも耳を貸しません…。そんなリサの姿を見て、違和感を抱くようになったシズカは、リサとの付き合いについて悩みます。シズカの様子を見守っていた夫のタケルは、「リサとどうなりたい?」とシズカに聞くのでした…。

子どもに指摘され…このままではいけない!

子ども PIXTA

リサのSNSを見るたびに、胸の奥がざわつく日々が続いていた。幸せそうな彼女の投稿を見るたび、心が締め付けられるような感覚に陥る。親友の幸せを願っているはずなのに…どうしてこんなに苦しいんだろう。

「ママ、お顔がさびしいよ?」

円佳の純粋な言葉が、私の心をえぐった。子どもの目には、私の心の曇りが見えていたのかもしれない…。「このままではいけない」と強く感じた。

「どうしたい?」と聞かれ、口にした気持ち

夜、円佳が寝た後、タケルに改めて相談することにした。

「タケル…やっぱり、リサのこと、どうしたらいいか分からなくて…」

タケルは私の隣に座り、そっと手を握ってくれた。

「シズカは、その友達とどうなりたいんだ?」
「どう、なりたい…?」
「このままモヤモヤしながら付き合っていくのか…。それとも、一度、ちゃんと向き合って、自分の気持ちを伝えるのか。それとも、距離を置くのか」

私は、タケルの言葉にハッとした。確かに、私はずっと「どうしたらいいか分からない」と悩むばかりで、自分自身が「どうしたい」のか、明確な答えを出していなかった。

「リサとは…やっぱり、友達でいたい。でも、今の関係は、私には耐えられない…」

正直な気持ちを口にすると、涙があふれてきた。長年の親友だからこそ、変に気をつかって、言いたいことも言えない…。でも、距離を置くこともできない。そんな中途半端な自分にも、イライラしていた。

夫の言葉で決意「正直に向き合う」

タケルは、私の背中を優しくなでながら、ゆっくりと話し始めた。

「シズカ。本当に親友の幸せを願うなら、まずは、自分が正直にリサに向き合うことが大切なんじゃない?」
「でも、私が言ったら、リサ、きっと怒るよ…」
「怒るかもしれない。でも、自分の価値観を押し付けるんじゃなく、親友として、自分のスタンスや意見を述べることは、誠実な証拠だよ」

タケルの言葉は、私の心の奥深くに響いた。そうだ、私は今まで、リサを傷つけたくない一心で、自分の本音を押し殺してきた…。それが、本当にリサのためになっていたのだろうか?

「それにさ、大人になったら、ある程度、友人を整理することも必要だよ」

タケルの言葉に、私は少し驚いた。

「整理…?」
「すべての人間関係を、無理に維持しようとする必要はない。価値観が大きく違って、お互いストレスになるような関係なら、無理に続ける必要はないんだ」

タケルの言葉は、私の心を解き放ってくれるようだった。私は今まで、「親友だから」という理由だけで、リサとの関係を無理に続けようとしていたのかもしれない。けれど、それは、私自身を苦しめているだけだった。

「リサに話してみる」

タケルの言葉に背中を押され、私は決心した。

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不倫に溺れる親友

あとがき:人間関係を整理すること

リサから不倫相手との報告を受けたり、SNSを見たりすることで、ストレスを感じるようになったシズカ…。「親友」という言葉が、シズカの心を縛っていました。そして、シズカの苦悩は、わが子・円佳にも伝わっていたようですね。「ママ、お顔がさびしいよ」と指摘され、シズカはようやく「このままでいけない」と強く思うのでした。

改めて、タケルに相談をしたシズカですが、タケルから「シズカはどうしたいのか」と問われます。今まで「どうしたらいいのか」ということにばかりとらわれていたシズカですが、タケルの一言で自分の気持ちに気づくことができました。

大人になり、生活環境やライフステージが変わることで、大なり小なり価値観が変化していきますよね。そして、以前は問題なく付き合っていた関係も、互いの考え方や価値観の違いによって、ストレスを感じることがあります。タケルのいうように、無理をして関係を続けるのではなく、時には人間関係を整理することも必要です。

リサに正直な自分の気持ちを打ち明け、関係を見直そうと決意をしたシズカ。本当にお互いにとって大切な関係であれば、正直に向き合うことで、友情が壊れることはありません。勇気を出し、リサとの関係を進展させようと決意したシズカに、エールを送りたくなりますね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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