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【実話】不倫に狂う友人と“絶縁”を決意、SNSをブロックした直後の意外な感情|不倫に溺れる親友

シズカ(27歳)は、夫・タケルと3歳の長女、円佳(まどか)と暮らす専業主婦。人付き合いは得意な方ではなく、どちらかというと内向的な性格…。でも、そんなシズカには、中学校からの付き合いになる「リサ」という親友がいました。4歳の娘・アイと暮らしている、シングルマザーのリサ。リサは道ならぬ恋にハマっていました…。不倫を繰り返す親友との関係に悩んだ体験談『不倫に溺れる親友』第8話をごらんください。

🔴【1話から読む】27歳シングルマザーの親友、恋の相談に「まさか」…相手は妻帯者?|不倫に溺れる親友

日に日に不倫相手にのめり込んでいく、親友のリサ。周囲の苦言にも耳を貸しません…。そんなリサの姿を見て、違和感を抱くようになったシズカは、リサとの付き合い方について悩みます。シズカは、リサにLINEを送り、正直な気持ち伝えます。しかし、シズカの言葉はリサには届いておらず、リサは不倫旅行を楽しむ様子をSNSに投稿します。リサの投稿を見て、リサと距離を置くことを決意したシズカは、リサのSNSをブロックするのでした。

親友のSNSをブロック…迷いはない

スマホ PIXTA

その夜、円佳が寝た後、私はリビングで一人、静かにスマートフォンを手にした。画面に表示されているのは、リサのSNSアカウント。ためらいはなかった。迷いも、後悔も。

「サヨナラ、リサ」

心の中で、そっと別れを告げた。そして、迷わず「ブロック」のボタンをタップした。 一瞬で、リサの投稿が、彼女のアカウントが、私の視界から消え去った。ブロックした瞬間、胸の奥から、じんわりと解放感が広がっていくのを感じた。今まで抱えていた重荷が、スッと消えてなくなったような感覚…。同時に、少しだけ寂しさが込み上げてきた。

長年の親友を、自らの手で切り離した。それは、決して簡単なことではなかった。

悩みから解放され、スッキリ

朝 PIXTA

翌朝、目が覚めると、いつもより心が軽くなっているのを感じた。円佳の「ママ、おはよう!」という元気な声も、タケルが淹れてくれたコーヒーの香りも…いつも以上に心地よく感じられた。

「シズカ、顔色が良くなったな。なんか、スッキリしたみたい」

タケルが、私の顔を見て言った。

「うん…うん、そうね」

私は、曖昧にうなずいた。タケルには、くわしいことは話していない。でも、私の変化を感じ取ってくれている。それが、何よりもうれしかった。

この日以来、私の日常に、リサのことで悩む時間はなくなった。リサのSNSをチェックすることも、彼女からの連絡を気にする必要もなくなった。自分の心を、自分の家族のために使うことができるようになったのだ。もちろん、リサがどうしているのか…時折、気にならないわけではない。本当に不倫相手が離婚し、彼女は彼と結ばれるのか…。それとも、また別の男性に心を奪われるのか…。

でも、それはもう、私の知るところではない。そして、私の関わるべきことではない。私は、自分の決断が正しいと信じている。

親友の近況?妙な胸さわぎがする

スマホ PIXTA

リサをブロックしてから、私の日常は穏やかになった。リサのことで心を悩ませることがなくなり、心に余裕が生まれたのだ。その分、円佳と向き合う時間が増え、タケルとの会話も以前より深くなったように感じる。このまま、穏やかな日々が続くかと思っていた矢先だった。

ある日の午後、共通の友人から久しぶりに連絡があった。

「シズカ、元気にしてる?実はリサのことなんだけどさ、大変なことになってるみたいで…」

胸の奥がざわついた。リサのSNSをブロックしてから、彼女の近況を知る術はなかった。正直なところ、「もう関わりたくない」と思っていたけれど…妙な胸さわぎがした。

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【全話読める】
不倫に溺れる親友

あとがき:距離を置くことで生まれた余裕

Instagram PIXTA

リサとの関係に限界を感じたシズカは、リサのSNSをブロックし、完全に距離を置くことを決意します。そして、迷いなく、SNSのアカウントをブロックしました。シズカにとって、長年の親友を自らの手で切り離した瞬間でした。

関係を切ったことで、シズカに生まれた心境の変化は明かなものでしたね。リサのことで悩む時間がなくなり、その分、心にゆとりができ、家族との時間に集中することができました。そんなシズカの変化に、夫やわが子も気がついていたようです。

家庭内や職場などで、無理にでも関わらなくてはいけない関係もありますが、シズカのように、無理に関わりを持ち続けなくても良い場合もありますよね。

もし、自分にとって心を削られるような関係であるのならば、手放す勇気も必要ですね。自分を大切にした上で、お互いにとって必要な関係であれば、自然とつながっていくものではないでしょうか。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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