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親友が不倫相手と「ラブラブ日記」公開…痛々しいSNS投稿、どう思う?|不倫に溺れる親友

シズカ(27歳)は、夫・タケルと3歳の長女、円佳(まどか)と暮らす専業主婦。人付き合いは得意な方ではなく、どちらかというと内向的な性格…。でも、そんなシズカには、中学校からの付き合いになる「リサ」という親友がいました。4歳の娘・アイと暮らしている、シングルマザーのリサ。リサは道ならぬ恋にハマっていました…。不倫を繰り返す親友との関係に悩んだ体験談『不倫に溺れる親友』第4話をごらんください。

Ⓒママリ

🔴【1話から読む】27歳シングルマザーの親友、恋の相談に「まさか」…相手は妻帯者?

シズカ(27歳)は夫のタケルと3歳の長女、円佳と暮らす専業主婦。リサとは中学生のころから親友同士です。リサがシングルマザーとなってからも、変わらず続いていた2人の関係…。そんなある日、シズカはリサから不倫の事実を告げられます。以前、既婚男性との関係でつらい思いをしたはずなのに…また、同じ過ちを繰り返そうとしていました。しかし、リサは「不倫相手と旅行に行く」と浮かれています。さらに、リサは日に日に不倫相手にのめり込み…。

「高収入」な不倫相手にのめり込む親友

リサがユウスケさんと「お付き合いを始めた」と報告してきた時、私の心は激しく揺れた。

(まただ、また同じことを繰り返している)

親友を失いたくない…という気持ちと、不倫という行為への嫌悪感。2つの感情が、私の心の中でせめぎあっていた。また、リサからのメッセージが届いた。

©︎ママリ

「それに、ユウスケさん、本当に私に尽くしてくれるの…。こんなに愛されたの、初めてかもしれない…」

まるで呪文のように、彼女の耳には都合の良いことしか入っていないようだった。「高収入」というワードに、彼女が不倫相手にさらに夢中になっているのが、痛いほどわかった。

SNSはまるでラブラブ日記!

私を含め、共通の友人たちも、リサの両親ですら、彼女を止めようと説得を試みた。

©︎ママリ

リサのSNSは、まるでユウスケさんとのラブラブ日記のようだった。不倫旅行中の写真。ユウスケさんからのプレゼント…。幸せそうな2人の姿。見るたびに、心臓がギュッと締め付けられた。

「リサ、本当に幸せそう… 」

そう思おうとすればするほど、胸の奥がチクチク痛む。その幸せを、心から祝福できない自分がいる…。SNSを見るのもイヤになって、私は無意識のうちにリサの投稿を避けるようになった。

「私って、心がせまいのかな?」

友人としての心配?それとも、不倫という行為に対する嫌悪感?

自分の感情がどこから来ているのか、分からなくなっていた。

長年の親友を手放せる?

夫・タケルとの会話でも、リサのことが頭から離れなかった。

「ねぇ、タケル…リサのことなんだけどさ」

タケルは、私の顔を見て、ゆっくりとうなずいた。

「また、例の件?」
「うん。リサ、本当に楽しそうで、幸せそうなんだけど…でも、やっぱり私、モヤモヤしちゃって。このままリサと付き合っていく自信がないんだ」

私の言葉に、タケルは黙って耳を傾けてくれた。

「心配する気持ちも、不倫は良くないって思う気持ちも、大きなお世話なのかもしれない。だって、リサは幸せそうだし…」

私は、涙声になりながら、自分の葛藤をタケルに打ち明けた。タケルは、やさしく私の頭をなでてくれた。

「シズカは、心がせまいわけじゃない。親友だからこそ、真剣に悩んでるんだよ。ただ、このままでは、シズカが壊れてしまうかもしれない」

タケルの言葉は、私の心を軽くしてくれた。でも、どうすればいいのか…答えは見つからないまま。このままリサとの関係を続けていくのは、私にとってあまりにもつらい。だけど、長年の親友をここで手放すなんて…できるのだろうか?

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不倫に溺れる親友

あとがき:SNSとの付き合い方

不倫相手との様子を報告するLINEに、オープンなSNSへの投稿…。リサが日に日に、不倫にのめり込んでいく様子がうかがえます。また、友人たちが苦言を呈しても、それに対しリサは敵意すらむき出しにしていますね。

そんなリサの様子を見ていて、ひそかに心を痛めるシズカ…。今まで、苦労をしてきたからこそ、幸せいっぱいなリサの様子に、本来であれば手放しで祝福してあげたいはずです。ですが、リサのSNSはまるで「ラブラブ日記」というように、どこか痛々しく感じられてしまうものでした。

その背景には、やはり、堂々と周囲から祝福されない関係であることや、「不倫」という脆弱な関係に、リサ自身も不安や恐れがあったからではないでしょうか…。

SNSで見えているのは、その人の一部分です。どんなにキラキラした日常を投稿していても、その裏には、人知れぬ苦悩や葛藤を抱えている人もいるのではないでしょうか。また、そんなSNSを見ることで、他人と比較し、心を掻き乱される時もありますよね。もし、自分が他人のSNSを見て、つらいと感じるのであれば、SNSと少し距離を置くことも必要ですね。

シズカも、リサのSNSの投稿を避けるようになり、自分の気持ちについて改めて考えようとしている様子が伝わってきます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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