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🔴【1話から読む】本当に怖かったのは、誰もいない帰りの電車だった|小学校低学年のときに痴漢にあった話
小学生のころに痴漢に遭ったことを親に打ち明けられなかったまるこさん。月日は流れて、今度は妹が同じような被害にあってしまいます。
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妹さんのように性被害に遭ったことを相談できれば被害届も出せますし、一人で抱え込むことなく周りのサポートも受けることができます。そんな様子を見て、まるこさんは声を上げなかったことを後悔しました。
性被害に遭った子どもは、大人になるまで被害にあったことに気づけない場合もあります。だからこそ、日常の中でプライベートゾーンや性被害にあった時の対応を話し合っておくことが大切なのです。
🔴【続きを読む】「痴漢を警察に突き出してきた」被害を主張できる強さ|小学校低学年のときに痴漢にあった話
痴漢にあったことを「言えない」子どもたち
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- 男女共同参画局「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」(https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html,2025年12月4日最終閲覧)
今作の主人公・もちこさんのように、痴漢の被害に遭っても声を上げられない子がいます。被害に遭ったこと自体に気づけなかったり、大人に話すのが気まずかったり、あるいは「自分が悪いのかもしれない」と感じてしまったりと、その背景には子ども特有の複雑な心理があります。
しかし、痴漢は弱い立場を狙った卑劣な犯罪であり、決して被害者の責任ではありません。この問題をなくしていくためには、子どもたちが安心して助けを求められる環境を整えることが欠かせません。
大人ができることの一つは、自分の身体を守る大切さを日常の中で具体的に伝えていくことです。「水着で隠れる場所は、あなただけの大切な部分。誰かが勝手に触ってはいけないんだよ」と教えることで、子どもは自分の身体に境界線を引きやすくなります。また、もし「嫌だ」「怖い」と感じることがあったときは、それは絶対に子どものせいではないと繰り返し伝え、安心して大人に話せるようにしてあげることも重要です。
さらに、普段から子どもの話を丁寧に聞き、小さなことでも真剣に受け止める姿勢を示すことが大切です。そうした積み重ねが、いざというときに「この人になら相談できる」という信頼関係につながります。
痴漢は抵抗できない弱い立場の人を狙った卑劣な犯罪です。小学生だからと安心せず、具体的な危険や身の守り方を日ごろから伝える必要があります。『小学校低学年のときに痴漢にあった話』は、痴漢被害の根深い問題について改めて考えさせてくれる作品です。
mochiko.(もちこ)さんのブログ『ネトゲやってたら結婚してリアル家族になっちゃった人の話』
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