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🔴【1話から読む】まさか夫が…?7歳娘の告白で、完璧な家族に忍び寄る崩壊の足音
優しくて、育児にも協力的なツカサは自慢の夫。しかし、三女・メイが生後2か月を迎えるころから、ツカサの出張や飲み会が増え始めます。育児で手一杯のアキホはそんな夫の行動に対し、何も疑惑を抱いていませんでした。しかし、ある日、7歳の長女・カナから「パパの女友達と遊んだ」という衝撃的な話を聞かされます…。
「パパの女友達と遊んだ」という長女
「この間、ママが絢音ちゃんとお茶してた時ね…パパとパパのお友達の女の人と遊んだよ」
カナの口から出た言葉に、一瞬、頭の中が真っ白になった。
「絢音」は、私の前職の同僚で、私が退職した今でも仲が良く、時々、お茶をしている。先日は、ツカサがカナとゆきを見ていてくれるというので、私はメイを連れて絢音とカフェで会ってきたのだった。
カナは思い詰めたような顔をしながら、ぽつりと言った。
「その人ね、『ママ、優しい?私の方が優しいよ?』って言うから、『パパ、結婚してるよ』って言ったよ」
(パパの友達の女の人…?「私の方が優しい」…?)
その瞬間、私の頭の中で、夫の最近の行動とカナの言葉がつながった。背筋に冷たいものが走る。
まさか…夫が不倫?
(まさか、ツカサが不倫?)
絢音と会った日、帰宅するとカナやゆきの様子が少しおかしかったのを覚えている。「どこに行ったの?」と聞くと、「動物園」とだけ言っていたけど…。まさか、そこに他の女性が同行していたなんて…。
「そうなんだ…変なこと言うお姉さんだね…。なんて人?」
「『なっちゃん』って呼んでって言ってた…。その人、パパにいっぱい触ってて、なんかきもちわるかったよ」
(なっちゃん?ツカサにいっぱい触ってた?)
7歳のカナには、その不自然な状況が理解できたにちがいない。私は、咄嗟にカナを強く抱きしめた。
(ツカサが最近、出張や飲み会が増え、帰宅が遅くなったり、家に帰らないことが増えたりしたのは…)
疑念が、確信へと変わるのを感じた。
私は、実母に子どもたちを見てもらい、意を決してツカサを尾行することにした。
夫を尾行してみると…
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「今日は飲み会で遅くなる」と言っていたツカサ…。彼の会社からの帰り道、私はバレないように距離を保ちながら、彼の後を追った。
そして、たどり着いたのは、普段、彼が行くような場所とは違う、お洒落なカフェだった。
カフェの窓越しに見た光景に、私の心臓は凍りついた…。ツカサが、若い女性と抱き合い、楽しそうに笑っている。
(あれが、『なっちゃん?』)
その女性の顔は、カナが言っていた「パパの友達の女の人」のイメージと重なった。
(すごく、若い…まだ少女みたいじゃないの)
彼女はツインテールの黒髪に、大きな目でじっとツカサを見ている。丈の短いスカートからは、白い太ももがあらわになっていた。
体から力が抜け、私はその場にへたり込んだ。完璧だった私の世界が、音を立てて崩れていくのを感じた。
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あとがき:信頼関係が壊れるのは一瞬
7歳の長女・カナから、衝撃的な話を聞かされた、アキホ。長年信頼していた夫に、不倫疑惑が浮上しました…。不倫しているかもしれない…という事実だけでも衝撃ですが、それをわが子の口から聞いた時のアキホのショックは計り知れませんね。
そして、最近の夫の行動と不倫疑惑が結びついたアキホは、すぐに行動に出ます。夫を尾行したところ、疑惑は確信へと変わるのでした。
長い年月をかけて積み上げてきた信頼関係が壊れるのは、本当に一瞬なのですね。自分自身を偽りながら生きていく関係は、遅かれ早かれ、綻びが出始め、こうした結果につながってしまうのかもしれません。もしも、パートナーの本性を知ってしまったら…どう夫婦関係に向き合っていくのか、改めて考えるきっかけを与えてくれるエピソードです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
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