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🔴【第1話から読む】身に覚えのない400万円の慰謝料請求?!この内容は白か黒か|私の旦那は図太い狼男
宏樹の態度を信用が出来ず、自身で調べながら真実を探ることにした美波。意を決して書類に記載されている弁護士の連絡先に連絡をすると、美波は衝撃の真実を知ることに。とうとう美波は宏樹に証拠をつきつけます。
夫には頼れない、自身で動き出す美波
この件がもし詐欺だとしたら、個人情報で名前と住所までバレているのは流石に怖いので、ネットであらゆる情報を調べながら動きました。
ただ、真実であるとしたら証拠もなく慰謝料請求などはしないだろうということから、弁護士側には夫の不貞の証拠があるのでしょう。私は意を決して、書類に記載されている弁護士の電話番号に連絡することにしたのです。
書類の内容は全て「真実」
電話をかけたところ、物腰柔らかながらはっきりとした物言いの弁護士先生と電話がつながりました。
私が宏樹の妻であることを伝えると、弁護士からは淡々と事実が伝えられます。エピソード一つ一つには私自身も思い当たる節があり、とても信じずにはいられませんでした。全ての説明を受けた後には、思っていたよりも冷静な私がいました。
花びらをむしり取られた花に、元の美しさは残りません。それと同じように、今まで見ていた宏樹への信頼は崩れ去りました。結果残った感情はただ一つ、「もう一緒にはいられない」という考えのみでした。あまりにもひどい裏切り行為をした宏樹は、子どもたちの親としてもふさわしくないと感じたのです。
弁護士「お気持ちはわかります。依頼人である東さんの旦那さまとあなたは同じ、不倫をされた立場です。あなたにも慰謝料請求の権利があります。ただ、今は宏樹さんがこの不貞行為を認め、慰謝料についての話をつけるのが先決かと思います」
弁護士の言うことはごもっとも。相手方のご主人も本当につらかったことでしょう。私だって、こうして事実を聞いた後でも、自分の夫を信じたいという気持ちがわいてきてしまうのですから。
電話を終えた後、しばらく放心状態だった私は、学校から戻った子どもの「ただいま~」という声によって引き戻されました。子どもたちのためにも、夫との話を進めねばなりません。正直不安と困惑と怒りとで感情の整理がつかない状況でした。
ただ、一つ決心したのは、宏樹とは離婚をして、相手側である東葵さんに慰謝料請求をするということ。それ以外に、私が納得して幸せになる選択はないと思ったのです。
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あとがき:強く否定できない時点で見えていた、夫の醜い嘘
白黒はっきりしない宏樹の態度や言動に、とうとう自ら行動を起こした美波。弁護士から語られたその衝撃的な話は、半分覚悟していたけれど半分信じたくなかった内容でした…。
この事実を、美波は宏樹にどう突き詰めるのか。宏樹はどう答えるのか。妻としてどう動くか、とても悩む局面でしょう。あなたが美波の立場ならどうしますか?
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










