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女子グループのいざこざの闇は深い…担任の「和解しました」は形だけ|小6女子の黒い闇

本作品は、ママリユーザーさんの体験談から再編成した作品です。ストーリーのメインである郁乃さんは、小学6年生の娘・ののかから、学校で嫌がらせを受けていると相談を受けます。嫌がらせをしてくるのは、ののかと同じクラスの澪(みお)という子。ののかはずっと、彼女からの嫌がらせを我慢をしていました。そんな時に動いたのは、主犯であるはずの澪でー?『小6女子の闇』第3話をご覧ください

Ⓒママリ

🔴【第1話から読む】「キモイから」小6娘が急な嫌がらせに遭い…小学校高学年女子の“グループ問題”|小6女子の黒い闇

同じクラスの女子・澪(みお)ちゃんの先手により、先生にグループ同士の確執が伝えられ、話し合いをすることに。しかし、高学年女子同士の話し合いに先生が入っても、本当の解決をするのはとても難しいようで…。

嫌がらせしている側の子が、先生に告げ口

卒業まで冷戦となるかと思われた、娘・ののかと澪(みお)ちゃんのいざこざ。

ある日、こともあろうか、嫌がらせしている側の澪ちゃんが先生に相談をしたのです。その内容が「ののかちゃんと、仲がいいグループの皆が、私の悪口を言う」というもの。私がののかの立場なら怒りで失神してしまいそうなほど意味の分からない状況でした。

先生「ののかさん、ちょっときて」
ののか「え…、はい」
先生「澪さんの悪口を言っているって本当?」
ののか「違います!悪口言われてるの私達の方です」
先生「そう?だとしたらなんで澪さんが先生に言いにくると思う?」
ののか「わかりません…」

先生は澪からの相談を真に受けています。「このままでは澪が被害者のままになってしまう」と思いながらも、うまく説明する方法が見つからず、ののかは困ってしまいました。

そのとき、クラスの男子が先生を呼ぶ声が響きます。

みつき「こっちで女子がコソコソうるさいでーす」
先生「はいはい、今行きます。ののかさん、1度関係している子をみんな呼んで、先生とで話しましょう」
ののか「はい…」

その後、先生とののかグループ、先生と澪ちゃんグループという形で、双方での話し合いが行われたそう。関係した子の保護者には先生から個別に連絡があり、内容は「子ども達は謝り合い和解しました」というものです。

しかし、ののか曰く「口先だけ謝って帰っただけ」とのこと。帰り道もお互いにらみ合いのようになり、まったく和解ではないといいます。先生は本当に解決したと感じたのかもしれませんが、解決したなんて口だけのウソだと思ってしまいました。

先生をも利用している?小6女子の怖さ

先生が嫌がらせ常習犯の言い分を信じていることにもショックを受けましたが、12歳の女の子がそこまで上手に猫をかぶれることにも驚きました。

これまでも保護者経由でいじめの相談がなかったのか気になりましたが、ののかやママ友の話によると、澪ちゃんの嫌がらせは基本的に短期間で終わり、その後は人が変わったように優しく話しかけてくることもあるようで、そうすると子どもは相談をやめてしまうのではないかということでした。もし計算してやっているとしたら、とんでもない子です…。

ののかへの嫌がらせは数日間は止まり、その後先生のマークが外れたと思うとまた始まったといいます。

私は「モンペと思われてもいいから学校に相談する」と決めました。さっそく先生への効果的な伝え方を考え始めたのです。

🔴【続きを読む】「こいつ嘘ついてます」クラスで女子の闇を暴露した小6男子がナイスすぎる|小6女子の黒い闇

あとがき:先生の目の届かないところでする、陰湿な嫌がらせ

先生を通しても反省した様子がない澪。むしろ自分が被害者だというアピールをするようです。

高学年になると嫌がらせも陰湿になり、先生の介入で完全解決とならないこともあるのが心配ですよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】小6女子の黒い闇

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