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🔴【第1話から読む】「キモイから」小6娘が急な嫌がらせに遭い…小学校高学年女子の“グループ問題”|小6女子の黒い闇
同級生・澪からの嫌がらせで我慢の限界が来ていた郁乃の娘・ののか。そんな状況を救ってくれたのは、クラスメイトの男子・みつきでした。放課後、クラスメイト達の前で澪の悪事を暴露します。
救世主のクラスメイト
澪ちゃんからの嫌がらせが再び始まり、私は親としてどう先生に訴えかけようかと考えていた時、ののかにとっての救世主が現れます。その日も澪ちゃんは自分と仲がいい男子達と笑いながら、ののかや周辺の子のことを何か言っていたようでした。
その後、帰りの会を終えて最後の挨拶前に先生が連絡事項を話していた時のこと。
先生「先生のお話は終わりです。みんなから何かありますか?」
みつき「はい」
手を挙げたのは同級生の男子・みつきくんでした。
みつき「先生この間、ののかが澪の悪口言ったって話で女子を呼び出してましたよね?」
みつきは澪の周辺の子からその話を聞いていたようでした。
先生「話の内容は先生からは言えないけど、みつきさんはそのことで何か質問がある?」
みつき「はい、こいつウソついてますよ」
みつきくんは、堂々と澪ちゃんを指さし、澪ちゃんのウソを告発したのです。
「ウソついてます」はっきり言ってくれたクラスメイト
先生「それは一体どういうこと?」
みつき「これまでも先生がいないときに、ののかの悪口言いまくってたよ。この帰りの回の前も。それに、俺はののかが澪の悪口言ってるのは聞いたことないし」
澪「ちょ、ちょっとやめてよみつきくん、ウソ言わないでよ」
澪ちゃんは急な刺客に驚いたのか、しどろもどろだったといいます。
みつき「え、ウソだと思う?なあ、さっきここで澪が悪口言ってるの聞いたやつ、手挙げて!」
一瞬クラスは空気が固まり、誰も手を上げないように見えました。でも数秒経つと、意を決したように男子も女子も、手を挙げて先生に異論を伝えたのです。みんなきっと「今しかない」と思ったのだと思います。
澪ちゃんは泣き出し、下校時刻になっても席を立てなかったといいます。結局担任に連れられ、別室に連れていかれたのだとか。
その日の帰宅時、ののかは久しぶりに笑顔で帰宅しました。救世主の登場は、ののかにとって本当にうれしく心強いものだったのでしょう。
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あとがき:悪事は必ずバレるということ
困り果てたののかを救ってくれたのは、クラスメイトの男の子・みつき。放課後、クラスメイト達の前で先生に澪の悪事や悪口を大暴露してくれました。「どうせ誰もバラさない」と考えて他人の悪口ばかりを言っていれば、本当に大切なところで恥をかいてしまうのですね。
澪ちゃんにとっては、これからの振る舞いを変えるよいきっかけだったのかもしれませんね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










