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“恐怖政治”の終わり。旧会長退任後、子ども会役員たちの笑顔が戻った

このお話は、著者・こっとん(@amatou_kotton)さんが、自治会での子ども会で自己主張の強い人の言動に振り回されたエピソードが描かれています。集団や組織の中にいると、新しいことを始めたくても「これまでのやり方で十分」とか「例年通りが一番良い」という意見とぶつかることもありますよね。もちろん、時間や手間をかけられない場合、「例年通り」が一番やりやすい方法であることもあります。一方で、旧来のやり方の方が手間取るため、時短や手数を減らすためのアイデアを試そうとしても「新しいことはダメ」と言われると何だかモヤモヤしますよね。

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どんどんやってみたら?新しい方法に大賛成の旧役員

主人公の山吹さんは、町内の子ども会で役員をしていました。また、この子ども会ではべき子さんという自分の正義が第一という性格の人が数年にわたり会長を務めていましたが、子どもの小学校卒業を機にやっとべき子さんは会長職を降りました。

べき子さんの口出しで新しいやり方や効率的なやり方にチャレンジしづらかったこれまでの子ども会でしたが、役員も一新され今では「新しいことをやってみよう」という流れができていました。新年度最初の行事でも、新役員たちは自分たちのアイデアを生かす行動を開始しています。

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こっとんさんのKindle

昨年度の役員だった山吹さんにとって、新年度の役員さんが「やってみよう」としていることはどれも「いいんじゃない?」と前向きに思えるすてきなアイデアでした。山吹さんたちが役員のころは、どんな提案をしてもべき子さんに「非常識!」「やり方は変えない!」と言われてきたので、「これでやっと変わっていく」という安堵感もあったのかもしれませんね。

仕事や家庭ならいざ知らず、子ども会という地域のボランティア活動の中で、自分の労力をどこまで割けるかというのは大きな問題ですよね。「これっておかしいよね」と思っても、自分の生活を犠牲にしてまで時間をかけて「例年通りを改善すべきか」…となると難しいです。

自分の生活や時間、気力をどう配分していくか…これはいろいろな場面で考えさせられる内容ですよね。

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