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かかじりさんは、無理やりおさがり服を渡して、嫌がらせをしてくる渡部さんに、勇気を出して「嫌なことをしたなら謝るからやめてほしい」と伝えます。それを聞いて態度をコロっと変える渡部さんに、これ以上関わらないと決めます。
しかし次は、先生にかかじりさんの落とし物としておさがりの袋を預けていたり、車のボンネットにおさがりを入れた袋を置き、嫌がらせを続けてくるのでした。我慢できなくなって、渡部さんに直接言うことを決めて待ち伏せをするも、会うことはできません。でも渡部さんの息子のゆずる君は登園しています。疑問に思ったかかじりさんは、先生に聞いてみます。
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先生は、さっき渡部さんがお迎えに来たといっていました。どうして会わないでいられるのか不思議ですね。
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先生の優しい微笑みが、かかじりさんの抱えるもやもやする気持ちと差がありすぎて言葉を詰まらせてしまいました。
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かかじりさんの少し前に、渡部さんがお迎えに来ていることがわかりましたが、ますます会わない理由が気になります。
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いっそのこと先生に相談したほうが良いようにも思いますが、会えない敵とかかじりさんはどう戦うのでしょうか。
🔴【続きを読む】工夫を凝らした嫌がらせ、何の為にここまでする?
“困った親”との関わりに揺れる、作者の体験談
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この作品は、作者のかかじりさんが経験した、親同士の関わりに潜む“困った相手”とのでき事が描かれています。子どもが保育園や幼稚園に通い始めると、自然と親同士のつながりも増えますが、大人になっても他人を困らせる態度を改められない人もいるようです。
かかじりさんが出会った渡部さんもその一人。最初は気さくに話してくれたものの、次第に不快な言動が増え、嫌がらせを受けることに。思い切って気持ちを伝えたところ、周りのお母さんたちが助けてくれました。なんと彼女たちは、学生時代に渡部さんからいじめられた経験があったのです。大人になり、親になっても「いじめる」という行為をやめられない人がいること驚いたかかじりさん。その後渡部さんは転園し、どうしているかわかりませんが、また新しいターゲットを見つけているかもしれません。
いじめを続けてしまう彼女自身の生きづらさも心配ですが、何より気がかりなのは、その姿を間近で見て育つ子どもへの影響です。親の振る舞いは、子どもの世界にも影響するもの。思いやりや距離感をどう保つか、改めて考えさせられるエピソードでした。
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