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不倫現場に「義母を召喚」→サレ妻が考えた“最恐”復讐ストーリー|不倫女に1500万円請求した話

妊娠8か月のりさ(28歳)は、夫サトル(30歳)の不倫を知りながら、愛する子を守るため、冷たい復讐心を心に宿す。彼は偽りの和解で妻を欺き、不倫相手・園子(29)と密会を継続。りさは涙を捨て、弁護士と共に水面下で決定的な証拠を積み重ねて…。『不倫女に1500万円請求した話』第4話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】理想の夫を演じる姿に「反吐が出る」→水面下で不倫する夫への怒り|不倫女に1500万円請求した話

夫の不倫継続を義母に話すことにしたりさ。義母が復讐劇の「証人」として加わることになり、りさの孤独な戦いに、血縁を超えた、そして最も強力で意外な救いの手が差し伸べられる。

地獄のディナーのために

女性 怒り PIXTA

夫の不倫に気づいてから、継続の証拠を取ることに奔走した2か月間。涙一つこぼさず、証拠集めと弁護士との打ち合わせに費やした。この怒りのエネルギーを、彼らを絶望の底に突き落とすための原動力に変えることに成功した。

地獄に落とすなら、できるだけ派手に、そして二度と立ち直れないように。これが私の決意だった。

そしてついにその日を間近に控えた日、私に対して義母から着信があった。

突然の義母からの連絡

電話 祖母 PIXTA

「りさちゃん、今、大丈夫かしら?サトルが最近全然連絡をよこさないのよ。あの子、忙しいのかしらね?」

義母は、私が知る限り、この世で一番と言ってもいいくらい優しくて常識的な人だった。2か月前の不倫発覚時も、義母には真実を伝えた。義母は夫を叱責し、私にも誠心誠意お詫びしてくれた。義母が悪いわけではないのに。

私は義母には、真実を言おうと考えた。

「忙しいみたいですけど…。実はまだあの女性と続いていて、しょっちゅう泊まりで帰ってこないんですよ」

義母は電話口でも伝わるほど、息遣いからショックが伝わってきた。

「なんで…サトルはまだあの子と会っていたのね!?本当に、最低な息子だわ」

義母の声は震えていたけれど、その後に続く言葉は、私の心を深く救い上げるものだった。

有難い義母の後押し

電話 祖母 PIXTA

義母はまた夫を叱るのではないかと思っていたけれど、実際は驚くような提案をしてくれた。

「りさちゃん、もう、サトルなんかと人生を続ける必要はない。私はあなたとおなかの子のために経済的にもサポートするから。だから、もう別れることにして、サトルからも女性からも、取れるものは最大限取りましょう」

私は思わず涙をこぼれそうになった。サトルを守りたいはずの義母が、私を全面的に擁護し、私と子どもの未来を優先してくれている。

「お義母さん…」
「サトルは私たちが甘やかしすぎたのかもしれないわ。あの子は身をもって自分のしたことを実感しないとダメね」

さらに、サトルが2日後に不倫相手の誕生日ディナーを楽しむことを伝えると、なんと義母もくるというのだ。

「私もはっきりと言ってやりたい。肉親だからといって許せる行動じゃないって」

こうして、私の「計画」に、最も強力で、そして誰も予想しなかった「証人」が加わった。サトルは、自分を最も愛し、そして庇護してくれると信じていた母親の登場に何を思うのだろう

「わかりました。ありがとうございます。ケーキが出てきたタイミングで乗り込みましょう」

復讐の刃は、もう研ぎ澄まされている。愛の言葉と甘いムードの絶頂が、彼らが地獄の底に落ちる瞬間の合図になるだろう―――。

🔴【続きを読む】不倫相手の誕生日ディナーで“弁護士登場”→凍り付くシタたち|不倫女に1500万円請求した話

あとがき:血縁を超えた絆

この話の最大の転機は、義母の全面的な協力です。不倫に対する怒りだけでなく、「妻の味方になる」という思いは、りさの孤独な戦いに温かい光を灯し、物語に深みを与えます。

サトルは母の立場を知ったとき、大きなショックと絶望を感じることでしょう。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】不倫女に1500万円請求した話

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