🔴【第1話から読む】超マジメな夫がネトゲ沼で豹変。壊れていく幸せな日常と狂気の行方
ネットゲームにのめりこむ夫を心配していた、ゆうか。しかし、ゲームのチャットで他の女といちゃつく夫を見て、ついに怒りをあらわにします。
夫の変貌には女の影響が?
夫の変貌は、生活リズムの乱れだけにとどまりませんでした。
ある日の夜…リビングのソファーでうたた寝をしていた私は、ふと目を覚ましました。
部屋のすみでパソコンのディスプレイだけが光っています。ともあきはヘッドセットをつけ、一心不乱にキーボードをたたいていました。私は飲み物を取りに行くついでに、何気なく彼の背後から画面をのぞき込みました。
そこには、目をうたがうようなチャットログが流れていました。
一人の女性キャラクター「A子」という人物と、夫が交わしている言葉は、もはや「仕事の予習」の域を完全に超えていました。
仮想空間で堂々の「不倫」?
「A子ちゃん、お疲れさま。今日も会えてうれしいよ。仕事のつかれも吹っ飛ぶな」
ともあきの打ち込みに対し、A子という女子大生を自称するユーザーが返します。
「ともさん、待ってたよ! さびしかったんだから。今日も一番に守ってくれる?」
「もちろんだよ。A子ちゃんはオレが守る!他のやつには指一本、触れさせないから」
「ともさん本当にやさしい、好きになっちゃう……。ねえ、週末もずっと一緒にいてくれる?」
「ああ、みっちり冒険しよう。A子ちゃんのためなら、なんだってするよ」
心臓がドクンと大きく波打ちました。
メンバーたちが「うわー不倫だー」と茶化していますが、ともあきは否定するどころか、陶酔したような早さで言葉をつむいでいきます。私やみかには、一度も向けたことのない、甘ったるい言葉の数々。
「……何してるの、これ」
私が思わず声をかけると、ともあきは飛び上がらんばかりにおどろき、あわててブラウザを閉じました。
夫婦のミゾは決定的に…
「背後からのぞくなんてプライバシーの侵害だ!」
ともあきは、こともあろうか、私の問いかけに対して逆ギレをはじめたのです。
「仕事のためにやってて、そのために攻略する仲間として仲良くしてるだけなのに。被害妄想もいい加減にしろ! これだから視野のせまい女は!」
マジメだったはずの夫が、怒りで顔を真っ赤にして私を罵倒しました。その表情には、私への愛情も、みかへの配慮も、一切、感じられませんでした。
はげしい言い争いに、寝室で寝ていたみかが「パパ、ママ、こわい……」と泣きながら起きてきました。
その夜は、私がみかを抱きしめて泣き止ませることで強制終了となりましたが、夫は完全にしらんぷりです。そのせいで、夫婦のミゾは決定的なものになりました。
翌日から、ともあきの行動はさらにエスカレートしました。彼は私やみかと顔を合わせるのを避けるように、深夜に帰宅するようになったのです。
こわれていく夫を止められない私
不審に思って、彼が寝た後にサイフの中を確かめると、近所のネットカフェのレシートが数枚出てきました。自宅で監視されるのがいやで、わざわざ場所をうつしてゲームに没頭していたのです。
ネットカフェで彼は、自由を手に入れたかのようにふるまっていたのでしょう。制限のない時間、誰にもじゃまされない空間…。
彼はそこで、現実の責任をすべて放棄し、一介の「冒険者」として、A子に尽くし続けているのでしょう。
私は、インターネットで「ネットゲーム依存症」について調べましたが、専門的に治療できる医療機関はおどろくほど少ないのが現状でした。
夫は「いつでもやめられる」と言い張り、少しでも指摘すれば激昂し、腹いせのように課金額を増やしていく…。私は、自分の愛した人が、少しずつこわれていく様子を、なす術もなく見守るしかありませんでした。
🔴【続きを読む】夫の課金先は”女子大生” 家族の幸せを壊した最悪のチャット履歴
あとがき:女まで絡んできているなんて…
ただ、ゲームしているだけならまだしも、女の影まで見えてくると、もうだまっていられませんよね。
しかも、あまりにも自己中心的で極端な反論に、家族への愛情はみじんも感じられません。もしかすると、これが彼の本性だったのでしょうか…?
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










