🔴【第1話から読む】超マジメな夫がネトゲ沼で豹変。壊れていく幸せな日常と狂気の行方
夫のゲーム依存が止まらず、それどころか女の影も…。そんな状況に耐えられなくなった ゆうかは、ついに、夫に離婚を切り出したのでした。
夫に離婚を切り出すも…
数週間がたち、私の精神状態は限界に達していました。意を決し、深夜に帰宅した ともあきを、リビングで待ち構えました。
「もうムリ。離婚するか、ゲームを完全に断つか…どちらにするか、あなたが決めて」
突き放すような私の言葉に、ともあきは一瞬、おびえたような表情を見せましたが、すぐに冷ややかな目に戻りました。
「……離婚はしない。家族は必要だ。分かった、気をつけるよ」
その場ではそう答えましたが、彼の言葉に心はこもっていませんでした。
数日後、彼が仕事に行っているスキに、私は彼のパソコンからゲームにログインし、非表示になっていたチャットの履歴を確認しました。
そこで目にしたのは、謝罪どころか、私への殺意に近い憎しみがつづられた会話でした。
「嫁に"離婚する"って脅された。本当にプライドが傷ついたよ。僕のことをATMとしか思ってないんじゃないかな」
相談相手は、やはりA子でした。
「離婚した方が自由になれる」変わり果てた夫
「ともさん、かわいそう…。離婚しちゃえばいいのに。その方がもっと自由に使えるお金が増えるし、私とももっと一緒にいられるよ?」
「そうだね。A子ちゃんにギフト送るお金も、もっと増やせるし。離婚した方が自由になれる気がするよ」
履歴には、彼がA子に対して、高額な限定アイテムを何度も買い与えていた証拠が残っていました。
私たち家族の食費や、みかの将来のための貯金が、ディスプレイの向こうにいる、見知らぬ女子大生のきげん取りに消えていたのです…。何なら、A子が本当に女子大生かも分からないのに。
私は吐き気を覚え、ふらふらと家を飛び出しました。
気づけば、近所の公園のベンチに座っていました。ここは、みかが歩き始めたころ、ともあきと3人でよく遊びに来た場所です。
「パパ、待って待ってー!」
あの時のみかの笑い声…。おだやかだったころの夫の笑顔。もう、あのしあわせな光景は、二度と戻ってこない。涙が止まらなくなり、私はヒザに顔をうめて声を殺して泣きました。
公園で出会った意外な救世主
「みかちゃんママ? どうしたんですか、そんなところで」
顔を上げると、みかの幼稚園の先生が立っていました。
どうやら、園の散歩中だったようで、他の先生や園児たちもいました。みかもいましたが、さいわい、みかはこちらに気付いていないようです。
一人で泣いている私を見つけて来てくれたようで、先生は、他の先生に指示を出すと、私のとなりに静かに座りました。
私はふるえる声で、すべてを打ち明けました。ゲームのこと、A子のこと、そして、夫が私との離婚を肯定的に捉え始めていること。
「先生……私、もう消えてしまいたいです。娘にも、あんな父親の姿を見せたくない」
私の言葉を最後まで聞いた先生は、おどろくほどきびしい表情で、私の手を強くにぎりました。
先生の言葉で力を取り戻した
「消えるなんて言わないでください。あなたは何もわるくない。わるいのは、家族をないがしろにしているご主人です」
先生のひとみには、強い怒りの火が灯っていました。
「みかちゃんはね、園でよく"パパ、お仕事でつかれちゃってるの"って、寂しそうに言っているんです。あんなに小さくて優しい子が、お父さんの顔色をうかがって気を遣っている…。みかちゃんママ、あなたはみかちゃんを守るために、もっと怒っていいんです。あなたが倒れたら、みかちゃんはどうなるんですか? 」
先生のまっ直ぐな怒りと共感…。それは、死にかけていた私の心に、力強いエネルギーを注ぎ込んでくれました。
(そうだ…。私はみかのためにも、夫と向き合わなくちゃいけない)
私は、先生のあたたかい手から、この現実とたたかう勇気を受け取ったのです。
🔴【続きを読む】夫の身に何が? 離婚準備中に起きた「予想外の展開」に呆然…
あとがき:心にしみる励ましの言葉
なんと、離婚の相談まで他の女にしている始末…。これはゆるせませんよね。
そんな時に現れた意外な味方…。彼女の存在のおかげで、ゆうかは奮起します。一人の母親として、女性として、夫に向き合う覚悟が芽生えた瞬間でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










