🔴【第1話から読む】"愛妻家"は偽りの姿…里帰り中にアプリで「恋人募集」するクズ夫に、親友と仕掛ける復讐劇
待ち合わせ場所に現れた達也を、真奈美と優香がはさみうちにする。絶望に染まる夫を前に、優香は集めた証拠と彼自身の「浮気の定義」を突きつける…。
夫が意気揚々と登場
待ち合わせ場所のカフェテラス。 真奈美は「ミキ」として、指定されたテーブルで待っています。
少しはなれた柱のかげから、私はその様子をうかがっていました。
「あ、来たわ」
現れたのは、よそゆきのジャケットを着て、鼻歌でも歌い出しそうなほど上きげんな達也でした。
彼はキョロキョロと周りを見わたし、真奈美の背中に向かって声をかけます。
「あの……ミキさんですか?タツです」
真奈美がゆっくりとふり返りました。
その瞬間、達也の顔から血の気が引いていくのが遠目からでも分かりました。
「え……えっ?……ま、真奈美さん……?」
達也の声がふるえています。
彼は、真奈美が私の親友であることを知っています。結婚式にも来てくれたのですから。
マッチング相手の正体に気が付いた夫
「あら、達也さん!どうしたの?今日は"休日出勤"なんだって?」
真奈美が冷ややかな笑みをうかべて問い詰めます。
「い、いや、これは、その……仕事のうち合わせで……」
「仕事のうち合わせを、マッチングアプリでマッチした"ミキさん"とするの?すごい会社だねー」
達也は金魚のように口をパクパクさせて、かたまっています。
「え、ちょ…ミキさんて…え、まさか…」
そこへ、私はゆっくりと背後から近づきました。
「お仕事、おつかれさま。達〜也〜さ〜ん」
私が声をかけると、達也は「ひっ!」と短い悲鳴を上げてふり返りました。
目を見開き、アゴが外れんばかりにおどろき、絶望に染まったその表情を、私は一生忘れないでしょう。
特大ブーメランが夫に直撃
「ゆ、優香……!?な、なんで……里帰りで実家に……」
「連絡を取る時点で浮気、電話なんて言わずもがな…これ、だれの言葉だっけ〜?」
私はスマホを取り出し、彼が真奈美に送ったメッセージの数々を読み上げました。
「半年、彼女がいないんだっけ?一人暮らしで寂しいの?……目の前にいる私は、あなたの何?おなかの中にいるこの子は、だれの子?」
「……っ……優香、ちがうんだ、これは、ちょっとした遊び心で……」
「遊び心で、私の親友を誘い出したの?それとも、だれでも良かったのかなあ?」
達也はその場にくずれ落ちるようにすわり込みました。
周囲の客の視線が、一斉に彼に突き刺さります。
「言い訳は、後でたっぷり聞くから……今は、この"証拠"をどう処理するか話し合いましょうか」
🔴【続きを読む】「次はない」サレ妻未遂からの大逆転!"主導権掌握"の全貌
あとがき:逃げ場なき公開処刑
達也の悲鳴が聞こえてきそうな、最高のカタルシスを感じる回です。
妻の親友の顔を見た瞬間の絶望…そして、背後から現れた妻への恐怖。自業自得とはいえ、その狼狽ぶりには、溜飲が下がります。
これまで重ねてきたウソが、一つひとつはがれ落ちていく瞬間…。逃げ場のないオープンな「カフェ」という場所選びも、優香の計算高さが光っていますね。これぞ、完璧な「チェックメイト」です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










