🔴【第1話から読む】"かけおち不倫"をした夫に、妊娠中の妻がもてなす「地獄のバースデー」
デザート時、春香が用意した「特別仕様」のケーキと共に、ついに、妻と2人の母が姿を現す。こおりつく智也と女。春香は逃げ場のない2人に、合計90万円の違約金と、慰謝料の請求書を笑顔で叩きつけた。
何も知らない夫がやってきた
19時過ぎ。智也と、あの女が現れました。
智也はいつになくおしゃれをして、女のためにイスを引いています。
女は、自分が「勝った」とでも言いたげな、しあわせいっぱいの笑顔。
「智也くん、ありがとう。こんなステキなお店、はじめて!」
「君の誕生日だからね。これからはずっと、僕が君を守るよ」
(ヘドが出る…その食事代も、その笑顔も、すべて私の犠牲の上に成り立っているものだというのに…)
私たちは、彼らが最高級のコース料理を堪能するのを、はなれた席で静かに見守りました。
もちろん、私たちの食事代も、後でまとめて智也に請求するつもりです。
サプライズケーキと一緒に登場
デザートが運ばれるタイミング。
私はあらかじめお店にお願いしておいた、「特別仕様」のケーキを出すよう合図しました。
陽気なバースデーソングとともに、店員さんが2人のテーブルへ、大きなホールケーキを運びます。
「えっ!えっ? サプライズ? 智也くん、用意してくれたの?」
「あ、ああ……(俺、たのんだっけな?)」
とまどいつつも、鼻高々な智也…。
その瞬間、
「お誕生日おめでとう……地獄の入り口にようこそ!」
私と義母が、彼らのテーブルを囲むように立ちました。
ついに始まった「地獄」
「えっ……春香!? なんで、ここに……」
智也の顔から、みるみる血の気が引いていくのがわかります。
「母さんまで……どうして……」
女はフォークを落とし、ガタガタとふるえ始めました。
「智也?春香さんを放っておいて…こんなところで何をしているの?」
義母の冷徹な声がひびきます。
「お祝いに来てあげたのよ?これ、私たちからのプレゼント。よろこんで受け取ってちょうだい」
私は笑顔で、厚みのある封筒を2人の前に叩きつけました。
「接近禁止違反、合計9回。証拠はすべてあります。違反金90万に、追加の慰謝料。払えるわよね? かけおちしてまで、守りたかった愛なんですものね?」
女は封筒の中身を見て、絶叫に近い声を上げました。
🔴【続きを読む】高級レストランで不倫女が発狂!身勝手な夫を捨て、"最強の母"として再出発
あとがき:お祝いディナーが「絶望の味」に変わる夜
「地獄の入り口にようこそ」という春香のセリフが、最高のカタルシスを呼び起こします。
不倫女が「勝った」と確信していた瞬間に、「現実」という名の請求書を突きつけた春香…。智也が、母親の姿を見て狼狽する様は、彼がいかに浅はかで、依存的な人間だったかを物語っていますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










