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「がめつい」「守銭奴」子どもの幼稚園で拡がるわたしの悪口|「友達価格」でもめた話

自宅サロンを営むネイリストの敦美は、ママ友・蘭子から「友達ならタダ同然で」と無理なサービスを迫られます。プロの技術とプライドを軽視する厚かましい要求を拒絶したことで、園内には「守銭奴」との悪評が広まり孤立無援に。しかし、一人のママ友が放った「友達価格は友達技術」という言葉が事態を急変させます。友情を免罪符にしたただの搾取に立ち向かい、仕事への誇りを取り戻すことができるのでしょうか。『「友達価格」でもめた話』第3話をごらんください。

Ⓒママリ

🔴【第1話から読む】友達なら「タダでいい」?ネイリストの善意を搾取するママ友

蘭子の触れ回りにより、敦美は園内で孤立。「友情より金」という悪評が広まり、唇を噛み締める日々。反論できず追い詰められたその時、物静かなママ友・奏斗くんママが、蘭子の主張を一刀両断する正論を放つ。

幼稚園で噂になっていた昨日のできごと

幼稚園 お迎え PIXTA

翌朝、幼稚園の園庭で立ち話をしていたママ友たちの輪から、不自然に私の姿が避けられました。中心にいたのは、もちろん蘭子さんです。

「……そうなのよ。本当の友達なら、困ってる時に融通利かせてくれるはずでしょ? なのに、プロだからってふっかけてきて。結局、友情よりお金なのよね、あの人」

彼女の声は、私に聞こえるようにわざと大きく響いていました。周りのママたちは、困ったように愛想笑いを浮かべたり、視線を逸らしたりしています。

私のしたことは間違っていた?

幼稚園 amana images

私はももねの手を握りしめ、足早にその場を去ろうとしました。でも、胸の奥がギュッと締め付けられる。私が今まで積み上げてきたネイリストとしてのプライドが、根拠のない噂で泥を塗られていく。

(私が間違っていたのかな。少しくらいサービスすれば、こんなことにはならなかったの?)

一人で悩んでいた時、追い打ちをかけるように蘭子さんが声をかけてきました。

「あら敦美さん、おはよう。みんなに言ってたのよ、商売上手ねって」
「蘭子さん、誤解を招くような言い方はやめて。私は適正な価格を提示しただけよ」

「適正? 友達から数千円もぼったくるのが? だったらもう『友達』なんて名乗らなきゃいいのに」
周囲の視線が突き刺さる。私は何も言い返せず、唇を噛み締めました。

友達価格なら、友達技術でもいいんじゃない?

女性 指摘 PIXTA

するとその時、輪の後ろから凛とした声が響きました。
「えー、それは普通じゃない? だってそれで敦美さんは生計立ててるんだよ」

声の主は、同じクラスの奏斗くんのお母さんでした。彼女は普段、あまりグループに属さず、いつも穏やかに微笑んでいる印象の人です。

「……え? 奏斗くんママ、何言ってるの?」
蘭子さんが面食らったように振り返ります。

奏斗くんママは、ゆっくりと歩み寄り、蘭子さんの目を真っ直ぐに見つめて言いました。

「友達だからこそ、相手の仕事に敬意を払って、ちゃんとお金を払うべきじゃない? 友達価格でいいなら、友達技術でもいいってこと?」
その言葉に、周囲がしんと静まり返りました。

🔴【続きを読む】「友達価格なら、すぐに剥げてもいいよね?」救世主現る!パワーワードに周りの反応は...

あとがき:沈黙を破る「第三者の正論」

自分一人で戦うと角が立つママ友の世界。そこで救世主が現れる展開は、読者が最も待ち望んでいた瞬間です。「友達なら融通を利かせるべき」という同調圧力に負けず、凛とした態度で現れた奏斗くんママ。彼女が放つ、これまでの空気を一変させるような「言葉の重み」を意識して、次話へのカタルシスへと繋げました。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】「友達価格」でもめた話

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