1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 夫が突然家出…届いたのは離婚届でした|夫が家出した話

夫が突然家出…届いたのは離婚届でした|夫が家出した話

些細な夫婦喧嘩のはずだったのに、その夜を境に日常が一変しました。翌朝、夫の姿はなく、連絡も取れないまま時間だけが過ぎていきます。そして帰宅後、ポストの中に入っていたのは、まさかの「離婚届」でした。さらに届いたメッセージには、家族と距離を置こうとする夫の強い意思が記されていて──。突然の家出と離婚宣言に戸惑う妻の、不安と混乱の始まりを描きます。「夫が家出した話」第一話をごらんください。

🔴【全話読む】夫が家出した話

夫婦喧嘩の翌朝、夫・恒一が姿を消す。連絡も取れないまま帰宅した里奈は、ポストに入っていた離婚届を見て愕然とする。さらに夫からは「一緒にはいられない」と突き放すメッセージが届き...。

夫婦喧嘩の夜、軽く考えていた私

ドア チェーン PIXTA

ある夜、私たちは夫婦喧嘩をした。
内容は今でもはっきりと思い出せるのに、どうしてあんなことになってしまったのか、その答えだけがわからない。
言い合いのあと、恒一は無言で荷物をまとめ始めた。

「ちょっと頭冷やしてくる」

そう言い残して出ていこうとする夫に、私は腹が立って、引き止めることもしなかった。
むしろ「勝手にすればいいじゃん」と、投げやりな言葉を返してしまった。

ドアが閉まる音。
そのあと、私は当てつけのように内側から鍵とチェーンをかけて、そのまま布団に入った。
「どうせ帰ってくるだろう」と、高を括りながら...。

帰らない夫、募る不安

部屋 暗い PIXTA

翌朝。
目が覚めたとき部屋は、しんと静まり返っていた。

「……恒一?」

呼んでも返事はなかった。
リビングにも、洗面所にも、夫の姿はなかった。
ただ、昨日のままの空気だけが残っていた。
私は、妙な胸騒ぎを覚えながらも、そのまま仕事へ向かった。

その日の仕事は、ほとんど手につかなかった。
スマホを見ても、恒一からの連絡は一切なし。

(そのうち帰ってくるよね……)

そう思い込むことで、なんとか不安を押し込めていた。
しかし...

ポストに入っていた離婚届

離婚届 PIXTA

帰宅してポストを開けた瞬間、私は言葉を失った。
そこに入っていたのは、膨らんだ封筒。
そして、その中身を見た瞬間、頭が真っ白になった。

「……なに、これ……」

離婚届。
しかも、夫の名前はすでに記入されていた。

震える手で、私はさらに封筒の中身を取り出した。
すると、私と息子の悠斗それぞれに宛てた手紙が入っていた。

「ごめん。もう一緒にはいられないと思う。悠斗のことを頼んだ。」

短い文章なのに、重すぎて、息が詰まりそうになる。

「嘘でしょ……?」

その場にしゃがみ込んだまま、私はしばらく動けなかった。

どうしたらいいかわからず、私はすぐに両親に連絡した。
事情を話すと、父が恒一に連絡を取ってくれたが、応答はなかった。
何度電話をかけても、応答も折り返しもない。メッセージは既読すらつかない。
時間だけが、無情に過ぎていった。

「なんで……こんなことに……」

頭の中で、何度も同じ言葉がぐるぐると回る。

そして、その夜。
ようやく、恒一からメッセージが届いた。

《離婚届を出してほしい》
《マンションも解約するから、新しいところを見つけて退去してほしい》

あまりにも事務的な文章に、胸が締めつけられた。

「待って……無理だよ、そんなの……」

私はすぐに返信した。

《離婚なんてしたくない》
《ちゃんと話そう?》

しばらくして、返ってきた言葉。

《このままだと、怒りに任せて手を出してしまうかもしれない》
《だから、一緒にはいられない》

画面を見つめたまま、私は固まってしまった。
さらに続いた一文。

《離婚が無理でも、同居はできない》

並べられた拒絶の言葉に、胸の奥がすっと冷たくなるのを感じた。

「なんで……どういうこと?」

夫からのメッセージは、私や悠斗を守るために離れようとしているとも、家族という関係がもう限界だとも取れる内容だった。
私は夫の真意を汲めないまま、ただスマホを握りしめていた。

🔴【続きを読む】家出した夫の本音……「離れたのは守るため」|夫が家出した話

あとがき:夫の家出が突きつけた現実

夫婦喧嘩の延長だと思っていた出来事が、思いもよらない形で現実を突きつけてきました。突然の家出、そして離婚届。さらに「一緒にはいられない」という言葉は、怒りだけでなく、どこか切迫した感情も含んでいるように感じられます。

大切な人との関係は、ほんの些細なすれ違いから大きく崩れてしまうことがあります。あのとき、違う言葉を選んでいたら──そんな後悔が頭をよぎることもあるかもしれません。

この物語は、突然崩れた夫婦関係の中で、それでも「向き合うこと」を模索していく過程を描いていきます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

🔴【全話読む】夫が家出した話

🔴【今読まれています】ワンオペで間違いなく1番つらいこと…|すべてが嫌になって家出した話

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事