©mochidosukoi
さちこが望む形は、かずおと離婚して双子の親権をもらうこと。養育費や、当面の生活費も請求します。
義父は淡々とさちこの要望に応えていきますが、義母は離婚にまだ納得できていないようです。
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「子どもはふたりいるのだから、ひとりは家で育てる」と、義母はとんでもないことを言い出しました。子どもをモノのように分けようとする姿に幻滅したさちこは、許可するつもりだった子どもとの面会を拒否します。
さらに慰謝料も請求され、かずおと義母は膝から崩れ落ちるのでした。
🔴【続きを読む】支払いで極貧の元夫と憔悴する義母。すべてを失った親子の悲惨な末路
身近だからこそ大切な家族と、生理的嫌悪感との付き合いかた
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「生理的に受け付けない」というデリケートな感情は、誰しも多かれ少なかれ持っているものではないでしょうか。本作の夫・かずおのように、妊娠中のお腹に対してどうしても肯定的な感情を持てないこと自体は、個人の感覚であり、責められない部分もあるのかもしれません。
ですが、その感情を理由に話し合いの場から離れてしまうと、結果としてパートナーを深く傷つけてしまう側面もありますよね。外の社会では理性を保てるのに、なぜ家庭内では感情が先行してしまうのか、深く考えさせられます。
もしかすると心のどこかで、「家族なら何を言っても見捨てられない」という甘えのようなものが、無意識に働いていたのかもしれません。自分の言い分は受け入れてほしいけれど、相手から拒絶されると受け止めきれないという葛藤は、多くの夫婦間でも起こりうるすれ違いのようにも見えます。
価値観や性質が違うからこそ、お互いを尊重するためには、お互いの特性を理解した上で適切な距離感を保つ工夫が必要なのかもしれません。
家族という最も身近な関係だからこそ守るべき最低限のルールとは何か、読者それぞれに様々な気づきを与えてくれる作品です。
神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』
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