簡単にできるクリスマスリースの作り方
一口にクリスマスリースと言っても沢山の種類があるので、どのようなものを作ったら良いのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
手作りのクリスマスリースは一見難しそうに思えますが、初めて作る人でも簡単にできるものが沢山あります。100均で買える材料を使ったリースや松ぼっくりで作るリースなど、子供でもできるような簡単なものもあるので、この機会にぜひ子供と一緒にクリスマスリースを作ってみましょう。
簡単に作れて、綺麗に仕上がるクリスマスリースの作り方をご紹介します。
1. 100均の材料で作れるポインセチアと松ぼっくりのリース
画像:handmade3.jp
材料をすべて100均で揃えることが出来るポインセチアと松ぼっくりのリースです。華やかな色合いのポインセチアがリースに彩りを添えて、クリスマス気分を盛り上げてくれます。
作り方は、リース台全体にワイヤーを使って壁掛け用のリボンを巻き付け、ポインセチアの造花や松ぼっくりなどをグルーガンやワイヤーを使用して飾り付けていきます。
100均には色々な造花があるので、センスやアイディアを生かして自分らしいリースを作ることが出来ます。
材料
- リース台
- ポインセチアの造花
- 松ぼっくり
- リボン
- ワイヤー
- グルーガン
作り方
- リース台を用意します。
- リース台に、ワイヤーでフックを作ります。
- リース台に、リボンを巻き付けます。
- リボンを巻いたリース台に、ポインセチアの造花を置いて、大まかな配置を決めます。
- ポインセチアの造花や松ぼっくりなどの飾りを、グルーガンやワイヤーでリース台につけます。
2. もこもこ感が可愛い毛糸のポンポンリース
画像:handmade3.jp
もこもこ感が可愛い毛糸のポンポンリースは、使う毛糸を白やアイボリーにすることで雪が降り積もったような雰囲気を演出することができます。
作り方は、毛糸のポンポンを作成しリースの土台に一つ一つ巻き付けていきます。リースに満遍なくポンポンをつけたら、リボンで装飾し壁に吊るせるようにして出来上がりです。
こちらも100均で買える材料を使ってできるので、気軽にチャレンジできます。子供と使う毛糸の色を選んで作るのも面白いでしょう。
材料
- リース台(白)
- 白とアイボリーの毛糸
- 赤いリボン
作り方
- リース台を用意します。
- 毛糸のポンポンを作ります。
- 毛糸のポンポンをリース台に結びます。
- 全体に結んだら、後ろの余分な毛糸をはさみで切ります。
- リースを吊るす用のリボンを用意します。
- ボンドで留めて輪を作ります。
- リース台にリボンをつけます。片方の輪の端を、もう片方の輪に通します。
- 吊るす用のリボンに、直接リボンを結びます。
3. 木の葉や枝を使ったシンプルリース
リースワイヤーや木の葉を使って作るシンプルなリースです。針葉樹の葉をボリュームたっぷりに使うと、リボンや松ぼっくりを添えるだけで雰囲気のある素敵なリースに仕上がります。こちらの画像ではゴールドクレストの葉を使用しています。
剪定用のはさみやワイヤーは怪我をしやすいので、子供と一緒に作る場合は大人もしっかりと注意をするようにしましょう。
材料
- リース台
- リースワイヤー
- 針葉樹の葉(ゴールドクレストなど)
作り方
- リース台の上に葉を束ねたものをまず少し外側に向けて置き、リースワイヤーでしっかりと2、3回巻きます。
- 巻いたところを隠すように、今度はリース台の内側に向けて葉の束を置き、 リースワイヤーでまた2、3回巻きます。
- 長すぎる茎の部分はワイヤーで巻いてから短くカットします。最初から短く切り揃えておいても よいのですが、ワイヤーが巻きにくいので、あとでカットした方が作りやすいと思います。
- リボンなどをつけて完成です。
4. 枝に木の実や松ぼっくりを混ぜた本格派リース
先ほどのシンプルリースに木の実を混ぜるだけで、一気に可愛らしい雰囲気になります。
作り方は、まず、木の枝と木の実を数本混ぜた束を沢山作ります。その束を先ほどと同様リース台にワイヤーを使って巻き付けていき、一周分完了したらリボン等で飾り付けをして出来上がりです。
全体のバランスを見て姫りんごや松ぼっくりを飾ると、より華やかなリースになります。木の枝を切ってリース台に巻き付ける作業は小さい子供と一緒だと危ないので、土台は大人だけで作り飾り付けを親子で行うのがおすすめです。
3.4番目に紹介したリースは、こちらのURLからも見ることができますよ。
材料
- リース台
- 針葉樹の葉
- 木の実
作り方
- ブルーアイスの葉を右側のように下の方を少し落して束ねやすくします。 葉は、基本的には何でもOKです。
- 木の実を混ぜて束を作ります。作るリースの大きさや、集めた木の実の量、またリースのデザインなどによって 自分の好みのひと束を作ってくださいね。
- 木の実を混ぜた束を順番に前のワイヤーを巻いたところを隠すようにリース台につけていきます。
- 歪みを直したり、余分な葉をカットしたりして形を少し整えます。
- ワイヤーを使って提げ手を作ります。
- 松ぼっくりなどの飾りを追加して、完成です。
5. ボリュームたっぷり、ゴージャスなフレッシュクリスマスリース
画像:yaplog.jp
こちらはリース台を使わずに作るクリスマスリースで、フレッシュな素材を使用して作るためゴージャスな雰囲気に仕上がります。
作り方は、まず、木の枝をつなぎながら曲げ、麻ひもを巻き付けてドーナツ型に成形して土台を作ります。その後、枝を束ねたものを麻ひもを使って土台にしっかりと巻き付けます。
全体のバランスを見て、枝や木の実、オーナメントを土台に差し込んで飾り付けをしたら出来上がりです。土台がない状態でリースを成形するのは少し難しいので、上級者の方にぜひ作ってもらいたい作品です。
材料
- ベースになる木の枝(小ヒバ、サツマ杉など)
- 装飾に使う木の枝
- 木の実
- 麻ひも
作り方
- 麻ひもを10センチ残して結び、枝をためながら曲げて、丸いドーナツ型を作ります。太く、硬い枝はカットします。
- 3~5㎝間隔で麻ひもをしっかり巻いていきます。巻き終わったら、最初に残しておいたひもと結んでおきます。このひもを輪にくくり、つり紐としてください。
- 数種類の枝を編みこんでいきます。最初にひもは10センチ残して結んでおきます。適当な長さ(8~10センチ程度)にカットした常緑樹を少しずつ束ね、ひもでしっかりとベースに巻きつけていきます。
- 1周まわったら、残しておいたひもを結んでカットします。
- 実などを直接ベースに差し込んで完成です。
6. エコで個性的!リサイクルサリーリボンのリース
こちらはなんと、インドの民族衣装「サリー」を作る際に出たはぎれの布を割いて作ったリボンを使用して作るクリスマスリースです。
滑り止めマットは目の粗いものを選ぶようにしましょう。100均等でも購入することが出来ます。子供のサイズアウトした服などを使って作れば世界に一つだけの思い出がたくさん詰まった素敵なリースを作ることが出来ます。
材料
- リース台
- リサイクルサリーリボン
- 滑り止めマット
- 白い毛糸
作り方
- リボンを12~13cm ぐらいに切り分けます。
- リース土台の円周+2cm程の長さ×幅6~8cm(土台の太さの半分強ぐらいの幅)程に滑り止めマットをカットします。
- 滑り止めマットのマス目にリボンを結び付けていきます。
- リースの土台の表側に3.を這わせ、毛糸でぐるぐると巻き固定します。 巻いた毛糸はリボンの内側に潜り込ませるようにしてください。
7. カラフルで子供部屋にぴったり!フェルトボールのリース
カラフルなフェルトボールがポップなリースは、子供部屋にぴったりの雰囲気です。
作り方は、まず、プラスチックのリングに毛糸を結び付け、隙間ができないように巻き付けていきます。1周巻いたらグルーガンを使ってフェルトボールを均等につけていきます。
色の合わせ方次第ではクリスマス以外にも使えるリースを作ることが出来ます。子供と一緒に制作を楽しんでいただきたいとても可愛いリースです。
材料
- フェルトボール
- プラスチックリング
- ビーズ
- グルーガン
- 毛糸
作り方
- プラスチックリングに毛糸を結びつけます。
- 毛糸玉を”みかんのネット・排水溝ネット・靴下など”に入れ、プラスチックリングに隙間ができないように巻いていきます。
- 1周巻き終わったら、巻きはじめと巻き終わりの糸を結び、お好みでビーズなどを通し吊るし紐を作ります。
- グルーガン(ボンドでも可)で20等分にフェルトボールを付けていきます。
8. スプレーで塗装して華やかに変身、立体感が魅力のマカロニリース
可愛いリボン型やキャラクター型のマカロニが沢山ありますが、なかなか使いきれないという方も多いのではないでしょうか。マカロニ独特の立体感を生かせばこのような素敵なリースを作ることが出来ます。
作り方は、まず、ドーナツ型にカットした段ボールにボンドでマカロニを貼り付けていきます。隙間を満遍なく埋めたら塗装用のスプレーを使って全体を着色します。最後にお好みのリボンやオーナメントを使って飾り付けをしましょう。
マカロニは1種類ではなくリボン型や丸型、シェル型など色々な形をミックスして使うとより華やかな雰囲気を演出できます。
材料
- 段ボール
- マカロニ
- 塗装用スプレー
- ボンド
作り方
- ダンボールをドーナツの形に切ります。 最後に塗装するので字が書いてあるものでも大丈夫です。
- ドーナツ型に切った外側の円周に1周速乾ボンドを塗ります。
- リボン型のマカロニを置きます。
- 同様に真ん中にも速乾ボンドを塗りマカロニを置きます。
- 全面にボンドを塗りマカロニを敷き詰めます。高さを出すために盛っていきます。
- ある程度高さが出たら、バランスを見ながら小さいマカロニを隙間なく埋めていきます。
- ボンドが乾いたら、新聞紙を広めに敷いて、リースを逆さに置きます。
- 満遍なくスプレーで塗装します。
- 乾いたら、2、3回に分けて表を塗装します。
- 完全に乾いたら、オーナメントやリボンでデコレーションします。
9. お花紙と紙テープでできるハワイアン風リース
画像:hawaiian-hearling.yhw-alohasoul.com
100均でも買えるお花紙を使って作るハワイアン風のフラワーリースです。
作り方は、まず、10cmぐらいの長さにカットした紙テープの両端を葉っぱのように切って細いワイヤーでつなげます。太いワイヤーを円形に整え、それにワイヤーを付けた葉っぱと、お花紙で作ったお花を交互につけていけば出来上がりです。
赤や白のお花紙に緑の紙テープで葉っぱを付けるとよりクリスマスらしさを演出することができます。また、葉っぱを多めに、お花の大きさを小さめに作るようにするとよりハワイらしい雰囲気のリースになります。
材料
- ワイヤー
- お花紙
- 紙テープ
作り方
- お花紙を使ってお花を作ります。
- 紙テープを10センチぐらいの長さに切り、両端を葉っぱの形に切ります。
- 2.を1枚ワイヤーで縛り、2枚目以降もワイヤーで巻きながら縛ってつなげます。
- 1.と3.を円形に整えた太いワイヤーに付けます。
10.ペーパーナプキンのお花がおしゃれなフラワーリース
画像:hawaiian-hearling.yhw-alohasoul.com
モダンでシックな雰囲気のフラワーリースには、なんとペーパーナプキンを使用しています。
作り方は、お花紙と同じ要領でペーパーナプキンを使ってお花を作り、太めのワイヤーで作った円に細めのワイヤーで巻き付けていきます。
お花に柄付きのペーパーナプキンを使うことで、お花紙よりもこなれたシックな雰囲気を演出することができます。
材料
- ペーパーナプキン
- ワイヤー
作り方
- ペーパーナプキンを1枚ずつにはがし、1/4にカットします。
- カットしたペーパーナプキンを重ねて6等分のジャバラに折ります。
- 両端を丸くカットして、折り目に少し切り込みを入れます。
- 中央を細いワイヤーまたはモールでギュッと縛ります。
- 花びらを広げ、破れないように気を付けながら、丁寧に1枚ずつ起こしていきます。手で優しく形を整えます。
- 手で優しく形を整えます。
- 少し太めのワイヤーで好みの大きさの輪を作ります。
- 輪に5.をどんどん巻いていきます。
- バランス良く整えて完成です。
11. 松ぼっくりをふんだんに使ったクリスマスリース
クリスマスオーナメントの定番とも言える松ぼっくりをふんだんに使用したクリスマスリースです。松ぼっくりを着色すると少し違った雰囲気になります。
作り方は、まず、松ぼっくりを鍋で茹でて下処理を行います。その後、松ぼっくりをカラースプレーや絵の具、マニキュアなどを使って好きな色に着色し、ワイヤーを使ってリース台に固定していきます。松ぼっくりが外れないようグルーガンでさらに固定した後、木の実や造花などのオーナメントで飾り付けをすれば完成です。
子供と一緒に松ぼっくりを拾うところからリースづくりをしてみると、親子で楽しめるイベントになるのでおすすめです。
材料
- リース台
- 松ぼっくり
- ワイヤー
- 飾り付け用のオーナメント
作り方
- 鍋で松ぼっくりを茹で、下処理を行います。
- 松ぼっくりを好きな色に着色します。
- 松ぼっくりをワイヤーで固定します。
- リース台にワイヤーで松ぼっくりをつけ、グルーガンなどで固定します。
- 木の実やポンポンなどオーナメントでデコレーションします。
12. 子供も一人で作れる?折り紙リース
子供と一緒に作るリースとしておすすめの折り紙リース。とても簡単なので、折り紙が大好きな子供なら一人でも作れるかもしれません。
赤と緑の折り紙を使って、4個ずつ計8個リースのパーツを作ります。これを糊付けして円型になるようにつなげると、折り紙リースの出来上がりです。
リースを一色で作ってお花やサンタクロースなどの折り紙をつけるなど、アレンジ方法も無限大です。ワイヤーなどを使用しないので親子で安心して作ることができます。
材料
- 折り紙
作り方
- 折り紙の真ん中に折り筋をつけます。
- 折り筋に向かって両サイドを中心に合わせて三角に折ります。
- 1.で折り筋をつけたところを折ります。
- 3.の状態のものを4個ずつ、計8個色違いで作ります。
- 差し込んで、表と裏に糊付けをします。
- 同じように全部に糊付けをします。
子供と一緒に世界に一つだけのクリスマスリースを作ろう
木の枝を使った本格的なものから、100均の材料を使って作れる手軽なものまで、様々なクリスマスリースの作り方をご紹介しました。
子供と一緒に折り紙を折ったり松ぼっくりを拾ったりして作るのも楽しいですし、お花屋さんで購入した花材を使ってゴージャスなリースを作るのも達成感があるでしょう。
飾って可愛い・綺麗など見栄えが良いのはもちろんのこと、作る過程も楽しみながら、世界に一つだけの素敵なクリスマスリースを作ってみませんか?
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