ニット&セーターをおうちで洗う方法は?
ニットやセーターは縮んでしまったり痛んでしまったりしたらどうしよう…と、おうちで洗うのはためらってしまいますよね。
でも、その都度クリーニングに出していては出費もかさんでしまうものです。
実はちょっとしたコツさえつかめば、おうちでも上手にニットやセーターを洗うことができるんです!
そこで今回は、ニット&セーターのおうちでの洗い方を、洗濯と手洗いに分け、詳しくご紹介します。
洗濯機を使って洗おう!
まず、ニットを裏返してたたみ、2つ折りしたニットがぴったりおさまるサイズの洗濯ネットに入れます。洗濯ネットに入れることで、摩擦や色移りを防ぐことができます。
次に、洗濯機のコースを、ドライ用・ウールおしゃれ着用などのコースで、脱水は一番短いところに設定して洗います。この時、お湯はぬるま湯で、洗剤は、オシャレ着洗い専用の中性洗剤を用意するようにしましょう。
また、脱水は、10秒脱水を3回ほど繰り返すと、30秒連続の脱水よりもシワになりにくい利点があり、オススメです。
手洗いで洗おう!
まず、ニットを裏返してたたみ、オシャレ着専用の洗剤を溶かした水に10分ほどつけ置きするか、優しくもみ洗いします。
その後、1分ほどキレイな水につけ、軽く押し洗いして水を切ります。このすすぎを3回ほど繰り返し、軽く脱水します。
洗濯機で洗うときと同様、ぬるま湯を使うと効果的です♪
干し方も大事!
洗濯機を使って洗う方法、手洗いで洗う方法共通で大切なのが干し方です。
ニットやセーターは、ハンガーにそのままかけてしまったり、直射日光を当ててしまったりすると、変形や変色の原因になってしまいます。
平干し専用のネットで、直射日光の当たらない場所に干してあげるようにしましょう。
縮まないために・・・おうちでニットを洗うコツはコレ!
おうちでニットを洗う時に一番心配なのが縮んでしまうことです。節約しておうちで洗っても、お気に入りのニットを縮ませてしまったら悲しいですよね。
そこで、おうちで上手にニットを洗うためのコツを大公開です!コツをつかんで、おうちでニットを気軽に洗っちゃいましょう♪
①洗濯絵表示をよく見よう!
通常、自宅で洗えるのは、「洗濯機洗いOK」のマークと「手洗い洗濯OK」の表示のものです。
「水洗い不可」のマークがあると、クリーニングがオススメという意味になるのですが、丁寧に優しく、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使えば洗うことができます。
さらに、「ドライクリーニングOK」のマークのものも「水洗い不可」と同じ要領で、おうちで洗うことが可能です。
タグについている洗濯絵表示をよく見て、おうちでできるものは上手に洗ってクリーニング代を節約しましょう♪
②水にぬれている時間はなるべく短く!
ニットやセーターの元となるウールは動物性繊維で出来ており、洗う時の温度変化や刺激によって縮んでしまうことがあります。
そのため、洗う際の時間はできるだけ短くするのがオススメです!さっと、優しく洗って、縮むのを防ぎましょう。
③洗いもすすぎも30度程度のぬるま湯で!
ウールは冷たい水や40℃以上のお湯も苦手で、それらの刺激によって縮んだりフェルトのように固まってしまったりして、変質や型崩れを招いてしまいます。
急激な水の温度差も嫌うため、30度程度のぬるま湯を洗いからすすぎまで通して使うのがポイントです。
④洗うときはひねらず優しく!
②でご紹介した通り、ニット&セーターは、温度変化の他に刺激にも弱い性質を持っています。そのため、激しく洗ったりしてしまうと縮みやすくなってしまいます。
そのため、洗濯機での場合は専用コースを、手洗いの場合は押し洗いが最適です。
⑤オシャレ着洗い用の中性洗剤を使おう!
洗剤は、必ずオシャレ着用の中性洗剤を使うようにしましょう。一般的な洗濯洗剤は弱アルカリ性なのですが、それでも強すぎてウールが痛んでしまうからです。
また、仕上げに柔軟剤を使うと、静電気防止にもなるのでオススメです☆
コツをつかんでニット&セーターを上手に洗っちゃおう♪
いかがでしたか?
クリーニングを勧めるマークや水洗い不可のマークを見ると、家で洗っちゃダメなのかなぁと思ってしまいがちですが、意外にもおうちで洗えるものなんです!
洗濯をする手順さえ頭に入れてしまえば意外と簡単☆赤ちゃんや子供のものは、大人以上に洗いも激しいもの。おうちでさっと洗えたらとても便利ですよね♪
また、クリーニングに出すこともないので節約にも繋がります☆
ご紹介したように、おうちで洗う洗濯のコツを掴んで、ニット&セーターをおうちで上手に洗っちゃいましょう!